鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

北のフィールド

2011-11-14 20:03:00 | 鳥撮る
   
築地松のある北へ土曜日夜スタート。国道9号線の道の駅で朝を迎えると、駐車場に我が家の愛車と同じ色、同じ車種が止まっていた。車中に老夫婦ナンバーを見ると鹿児島、旅をされている。この車種は乗りやすい年寄り車なのだろう。
来年になったら同じ車種のハイブリット車が出るそうな。本業辞めたらこれに乗り換へいろんな所へ旅でもするかー、いやハイブリットの四WDは無いと車屋が言いよったでぇーで朝日が出てこの話はプッツン。

しかしすぐ雲に隠れた朝日、ちびっと晴れ間が出たが雲の多い一日。今日のお天気を出雲の神様にお願いしなかったからなのだろうか。

この冬、北のフィールドの環境下見に出かけた中で珍鳥が現れた。双眼鏡の中で翼を広げたワシが近づいてくる。止まったバスは広島ナンバー、降りてきたバーダーたち若い人も多い。東広島野鳥の会の中心人物もいた、この人、“若い人が多いので平均年齢が若くなって私の場合も若くなったでー”とニヤリ。bus

この日またまた若い子に出会った。光が嬉しくない中でチョウゲンボウ幼鳥雄を見つけた、頭部がグレー、背に雄羽が覗いている。もっと付き合って細部まで見たかったのに、嫌われてしまった。次回の宿題にするかー。

13日地元の人に聞いた話、マガン2100、ヒシクイ16、コハクチョウ811、珍鳥は翼を広げたワシバスのみ。





同じ場所でコチョウゲンボウ♀も見つけた。



チュウヒを待っていると眼下にフロクが現れた。



帰りがけの17時前目の前にノスリ、虹彩が黄色のくすんだ色を
していたまだ若い個体のようだ。



ノスリと付き合っていると夕日が刻々と沈む。



クマタカ レザークラフト

2011-11-10 20:28:00 | 鳥の革作品
   
あきのウエストポーチ制作過程のつづき
1.5㎜の牛革を裁断、図案をおこし革に写しカービングそして色付けである。
クマタカは幼鳥若鳥成鳥となるが、ウエストポーチ発注者は、成鳥の顔黒よりは幼鳥の顔の色合いが好きと言うことで、画像を見本だと送ってきた。

嘴の付け根から額にかけてパッキングで色付けをすると少しは見られるようになった。
鳥やタカを制作にあたってお手本がなくすべて我流である。お師匠さんと言えばやはり野のタカ、生きた鳥たちの姿を観て、感動しての作業。
だがこれからが大変、両サイドのペンケース、裏を貼り、一針一針が待っている。
何時出来上がるのかなー。




あき曰く、「森の王者は手ごわい」と時々筆を休める。 



ハチクマ 秋の渡りのまとめ

2011-11-08 21:26:00 | 鳥撮る
   
先週日曜日と11月6日の日曜日、お天気が悪く家で缶詰状態であったがパソコンの前でマウスを持ち、秋ハチクマの渡りの画像整理の続きでフィールドの中。

しかし9月大瀬山で今シーズン三度目だったか東の方の女性に2011秋のハチクマの渡りのまとめを送ると約束していた。整理は後でこれを先に進めようと二日間で何とか40ページのワードに仕上げた。後少々手を加えればプレゼントできる。これで嫌われなくてすみそうだ。smile

ついでに四度目のスライドショウを試みた。ワードとともに作成した中で私の長年のテーマ「彼岸鷹・東シナ海の風に乗って」のヒントがいくつか浮かび上がりこれからのイメージも膨らみ雨の二日間お疲れであるが無駄ではなかった。



表紙とハチクマの最後のページ



ハチクマが終わった後ハリオアマツバメ、サンショウクイ、アカハラダカ等々続く。




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冬のノスリ

2011-11-04 21:15:00 | 鳥撮る
   
11月3日昼ごろから晴れの予報で出かけたが夕方まで曇り、私の心も曇り空。
二十年近く冬のマイフィールドにしていた干拓地はバイパス、道の駅等々干拓内は人の手が入り車の往来が多くなりタカ類も殆ど数が少なくなった。昨シーズンから特にチュウヒ、ハイイロチュウヒの姿は見ず、今シーズンは場所替えしなくてはと思う環境になってしまった。

今日はかろうじてノスリ二個体に出会う。やはり警戒心が強くなかなかお相手をしてくれない。
蝋膜が黄色に見えた個体と、昨年も顔を出していた個体の二羽。
短時間の出会いであったが、干拓内はネズミの穴は殆んどなく、体長約55㎝のでっかい体のノスリですらバッタねらいであった。



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クマタカ

2011-11-02 20:50:00 | 鳥の革作品
   
先週は頭から招かざる客が我が家にやってきた。風邪薬を飲みたくったがなかなか退散せず一週間が過ぎた。30日日曜日は最後のアカアシチョウゲンボウと思いマイフィールドに出かけることにしていたが雨の一日。これ幸いと家にこもることにした。風邪を早く追い出すためにも。私はパソコンの前、あきはクラフトの作業部屋にと。

大瀬山で私のウエストポーチをみて、クマタカの顔の名刺を出しクマタカを作ってくれと注文、やりまっせと引き受けたあき、一か月がすぎやっとスタート。

30数年前の話である。広島野鳥の会発足と同時に会員になって一年生のビギナーの時、あきにクマタカの作品の依頼があったが、二人ともまだ本種を見たことがなく写真、イラスト等あさったり、剥製も西へ北へと見に出かけたがプラスにはならなかった。
上野動物園なら生きたクマタカが見られると聞き、二人してそのために東京まで行ったが、その日は雨狭いゲージの奥でしょんぼりと動かない。生きた精悍なクマタカには会えなかった。昔の出来事であるが今でもはっきり思い出す。

その後単発的に広島県内の森で空で何度か出会い、周りの人からも写真の提供を受けたりした。今頃になってやっとそれらしきクマタカが分かってきたがまだまだ本種に対しても二人はビギナーである。



一枚の牛革(約畳一枚ぐらいの大きさ)を買ってきて裁断し
クマタカの顔をカービング、サアーこれからが大変だー。