鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

つづく ハイイロチュウヒ

2010-02-25 21:05:00 | 鳥撮る
   
コゲラ君が言うのにはコツコツじゃない、コツッコツッコツッ、コツッコツッコツッと瞼を閉じて頑張りんさいと。コツンと嘴を突っ込んだ時、目を閉じるのは目の防御じゃないの、とコゲラ君に聞き直す。いやいや瞼を閉じれば見えるものが見えてくるがなー、一度やってみんさい。
地元のバーダー、「もうこの場所にはハイイロチュウヒは出ません」と言うがコゲラ君の励ましで気を取り直し夕方まで目を開けて頑張ってみた。

二個体が時間差で現われ同じようなハンティング飛翔行動が見られた。
地面の獲物を狙うのではなく草地の上をスピードに載っての飛翔。草むらにいた小鳥たちがタカの気配を感じ一斉に四方へと飛ぶ。飛び上がったその一瞬をタイミングよく趾でキャッチすることが狙いなのか。成功は今まで何度か見ているが、これを外すと後は追跡。しかしこの行動は成功率が低いようだ。
この場所は地面の獲物(ネズミ)が捕れなくなった、捕りにくくなったのでスピードに乗っての追い出しハンティング行動。

年寄りはこのスピード飛翔、ヤゴロクで付いていけず目をしっかり開け心に焼き写した。
そして瞼を閉じるとハイイロチュウヒの追い出し行動を後方からコチョウゲンボウがつきまとい、追い出した小鳥を狙うシーンが鮮やかに思い出された。
今日前半はドジってばかりであったが、後半終わりよければ全てよしの晴れマークで日が暮れた。



初めに現われた虹彩の黄色の個体。下ではなく正面を向いての飛翔。



二度目に現われた個体は虹彩が赤褐色。草地に降りたが直線状に
スピードある飛翔を繰り返していた。




コツコツと励まされて

2010-02-22 20:15:00 | 鳥撮る
   
晴れマークの21日であったが心は悲しい雨模様。フィールドで朝一番、オオタカ雌成鳥に出会い射程距離30メートル、ヤゴロク+ボデーⅣで狙いシャッターボタンを押す。なーなーんとフアインダーが真っ暗でシャッターが切れない。前日ミラーアップにセットが原因だ。大慌てで解除するのに説明書を捜すが時間はかかる。よっしゃー予備のⅢボデーにチェンジだ。よしとフアインダーを覗く。その時すでに遅し、農家のトラックが後ろに止まり運転席助手席から同時に人が降り、シャッターを切る前に大きな魚は低く飛び姿を消した。

それから数分後、またも魚を取り逃がしてしまった。
車を左折したその時、右側に低いツル状の枯れ木の上にアリスイ。車を止めても逃げないのだからと窓全開にスイッチ、がカメラを向ける前に藪の中。

この二つの魚を逃がししょげていると、頭上でまだまだ時間はたっぷりありまんがー、これからコツコツ、コツコツと行きましょうと励ますコゲラ君。
スズメ君もくよくよするな、気を大きく持って大地にしっかり足をつけてと、砂風呂からメッセージ。小さな鳥君たちに励まされ有難うよ。後半へとつづく。



枝渡、しながら小さなつぶつぶの虫の卵も採食していた。



後頭の両サイドに小さい赤い斑があるコゲラ君まだ独り者?。



こちらを意識しながら時間をかけての砂浴びだー。



定点観察

2010-02-19 17:40:00 | 鳥撮る
   
ハイイロチュウヒ雄を目的で遠出したが、悪天候で&あきの映像だけが決まりサンカクの仕事は消化不良。一度目のチャンスを逃してしまった。

三日間、車をブラインドに定点観察(この場所はハイイロチュウヒ雌のテリトリー)助手席側はヤゴロク運転手側では手持ちで500ミリ後部座席では&あきのビデオカメラと準備OK。ハイイロチュウヒ雄は一度きりだが、チュウヒ三個体が姿を見せ、付録のシベリアジュリン夏羽個体も現われ、それなりの収穫あり。瀬戸のフィールドのハイイロチュウヒ雌成鳥と同じパターンの個体も何度か現われ、雌成鳥の形態が読めてきた。これだけでも次のステップに進みそう。

ハイイロチュウヒ雄二度目に現われた時、車右側20メートルを切った近距離で車方向をみて着地。それに気がつき窓を少しずつ開けるが気がつかれお尻を見せて飛び立って行きレンズを向けたがもう遅い。後でガラス越しにシャターを切ればよかった、一気に窓を開け素早くレンズを向けていればと等々、後の祭りの大騒動。そのあと雄とのチャンスはなかった。zzzase



背面が白の多いノスリと思いきや、こちらを向いたらチュウヒになった。



初列、次列風切羽が淡い褐色でまだ若い個体なのだろうか。



上面下面のパターンは我がフィールドの個体と同じだった。



ヒシクイ

2010-02-17 20:38:00 | 鳥撮る
   
2月11日 11時前目的地へ。現場の田んぼ一帯には鳥達の気配なし。気分も空模様と同じグレーであったが、ヒシクイ一羽のみが私どもを歓迎。その後ヒシクイの群れを求めて上流へと車を走らせる。

ここへくれば何時でも見られるマガンの群れがいなく、替わりにヒシクイだけに出会ったということはラッキーなのかなー。kirakira



雨の中 ヒシクイ一羽



200メートル以上あったのにもう群れは警戒していた。



ヒシクイだけの飛翔は初めてお天気がよかったらなー。


お遊びのつづき アカツクシガモ

2010-02-16 20:05:00 | 鳥撮る
   
ここでは毎冬数羽が姿を見せ珍鳥ではなくなってきた。サンカクは初めて近距離での出会いであったが、天気が悪く次列風切羽の光沢のあるグリーンの色が出せなかった。
何とかパークのパンフレットにも親子の写真。ここへ行けば白黒のヒナたちも見えるカモ。



黒い首輪があるから♂個体



翼を広げると白黒光沢のある緑色でカラフルだ