鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

春の渡り鳥

2021-05-22 19:31:00 | 渡り鳥

一羽のサギが遠くで飛んでいた。翼は白いが背は濃い灰色、普通のサギではないと降りた田に行ってみたら、畔に溶け込んでか小さく見えた。初めて出会うアカガシラサギ。ここ大宝の農耕地では5羽居たと地の人、5月2日。

秋ハチクマの渡りを見ている時、アマサギもアオサギも群れをつくって東シナ海を渡っている。アマサギも40数羽の群れを見た。東シナ海を秋とは逆に渡って来たのだろう。

ヤツガシラも現れた。地の人はこれを見ないと落ち着かないと言う。3月からポツンポツンと6羽が入って、ここでは春の常連さんなのであろう。

ツバメチドリは7羽いると聞いたが、強風の為か飛行シーンはなかった。代わりに滅多にない近距離で、3羽が昆虫類を捕らえる行動が目の前。顔もしっかり見せてくれ、知りたかったことが見えてきた。

コシャクシギは、今まで居ると教えてもらっても抜けた後だったりで、出会うチャンスは今まで一度もなかったが、福江島最後の5月3日、コシャクシギだけでも見て帰ろうと、野々切の農耕地へ。探し回ってやっと2羽のペアーに出会い、時間をかけて付き合った。

夕方、福江島を後にし、島での春の渡り鳥の旬は終わった。
















春の渡り鳥

2021-05-18 20:50:00 | 渡り鳥
  
コシャクシギを探し回ったがよう見つけず、代わりにシギたちを見た、5月1日。ここ福江島でシギたちを見られるとは思ってもいなかった。

ウズラシギ40数羽の団子になっているのは初であり、その中にアメリカウズラが一羽いると後で聞いたが、あきも私も見つけることはできなかった。渡ってきて落ち着かなかったのか定かではないが、一斉に飛び何度か旋回しまた同じ田んぼに降りた。その時の飛翔中、ウズラシギの特徴の一つである、尾羽全体の先端が尖ているのを確認できた。サルハマシギも飛行中、4羽も確認。
少し離れた水田にも、コアオアシシギ7羽、採食行動に時間をかけていた。

舗装道路沿いの、田植えが終わった水田、近距離で時間をかけて二人だけのバードウォッチング。
















春の渡り鳥

2021-05-15 20:30:00 | 渡り鳥
   
セキレイは冬のマイフィールドでもチョコチョコ姿を見るが、相手をしている時間なし。セグロ、でもキイでもシロでもみな同じようと思っている。

福江ではセキレイが目の前に現れても、何時も見るハクセキレイと思っていると、パートナーのあきがタイワンセキレイ、広島では見られないという。黄色のセキレイもツメナガセキレイじゃーと言うのでレンズを向けた。

テーマにしている枯野の猛禽は時間をかけてじっくり見ているが、他の鳥たちはビギナー、人に聞かなくては分からないことだらけ。福江で出会った小鳥類はみな地元のD氏に聞かなくてはチンプンカンプン。この年になって初めて開く図鑑のページが多いことか。












春の渡り鳥

2021-05-09 18:31:00 | 渡り鳥
  
コロナ、コロナでブログは遠慮していた。長期休みをしていると、入院してるの?施設に入ったの?葬式?等々と、1938生まれのおじんを心配をしてくれるお人もいるが、まぁー元気でマイペースです。

冬のマイフィールドも今年は3月28日で終わり、以前からテーマのチュウヒを整理、整理で頭の中はブログの方へ向く余裕は無かった。やっと120ページ、編集時間220時間とチュウヒのストーリーの土台が出来上がったが、チュウヒの旬は終わりまたシーズンがくれば気分が乗ってくるだろ最後のしめは、ひとまず冬までお預け。次の旬は旅鳥、といって西の果てへ出かけた。

長崎県五島列島福江島へは、秋(9月下旬)ハチクマの渡りを1990年から毎シーズン、2020年まで連続出かけハチクマだらけの渡りを見てきた。だが春は一度も訪ねていない。

繁殖にやってくる山の鳥たちの春、あえて邪魔をしてはと山へは行かず、旅鳥のシギ・チ、南岩国の蓮田、有明海の大授搦には出かけるが、山の鳥はいまだにビギナーである。

パートナーのあきは小鳥類も大好き、一度春、福江島へ出かけようと言っていたが私は興味関心は無く気が進まなかった。それに今年の春の福江島は今は何もいない、サッパリと地元のD氏。この度福江でボケーと過ごそうかと思い、4月30日強風の中16:50分福江行のフエリーに乗った。5月1~3の三日間滞在。何もいなかった鳥たちが5月に入るとド~と入ってきて一気に賑わう。ボケーと過ごすつもりが、緊張した忙しい三日間を過ごした。

取りあえず出会った白と黄色のセキレイ類