鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

秋の渡りに備えて

2010-08-30 21:04:00 | 鳥撮る
   
猛々しい夏(気象予報士の言葉)熱帯夜も連続30日と続く広島市内、その中で萩の花が咲き、夜はセミから虫の声。猛暑猛暑はコンクリートの人間の世界だけかも。

我が家は29日秋の渡り福江島に備えて野外での食事、コーヒーに必要なガスボンベを買いに。
そのアウトドアー店でマルチコンテナを見つけた。500ミリレンズにボディーのセット6kgがすっぽり入り誂えたようだ。グー
これで車から観察場所まで、背にヤゴロク、片手に三脚、片手にこの500㍉レンズ入りのコンテナと、年寄りにはちと重すぎるが大瀬山ではなんとかこれで頑張れそう。後は新車待ち。



54×18×16㌢ 7kg のコンテナ、500のセットものにはピッタンコ




スペアータイヤの無い新車

2010-08-25 21:01:00 | 鳥の革作品
   
猛暑、熱帯夜がまだまだ続くが、我が家の壁面ではもういわし雲の中でのハチクマの渡り
五島列島福江行きは一ヶ月を切りカーフェリーも予約は完了。一週間分の着替え、食糧、機材とぼつぼつ準備中。
しかし肝心な新車はまだ先。注文したフリードスパイク 4WD はスペアータイヤが無いとか。今の新しい車は軽量にし燃費を良くする為スペアータイヤは無しとのこと。

わしらはパンクしたらどうするんだ、と怒っても仕方なく自分で何とか。しかし新車にはタイヤを置くスペースは無く、車の屋根の上にと考えてみるが・・・
それともキャンセルするか、どちらにしろもう時間が無いなぁー。car



大瀬崎での秋の渡りの情景をイメージした、あきのレザーの作品





ハチクマ 雄の虹彩

2010-08-21 20:46:00 | 鳥撮る
   
猛暑が襲う真っ只中、山の中森の中のハチクマは秋の渡りに幼鳥も親も地バチの幼虫でしっかり体力を付けているのだろう。ミツバチスタジオは8月10日以降一羽も姿を見せずお盆をもってこのスタジオは閉幕。

昨年は雄との出会いが無く、今年チャンスが有れば虹彩を注目しようと今年を迎えた。ラッキーに8個体の雄を記録し、虹彩について私なりに見えてきた。
まだ整理中であるが雄の虹彩の色が三タイプ見られたが・・・



三年目を迎えた若い個体と成鳥の一個体が赤褐色の虹彩



八個体の内五個体が暗褐色の虹彩



茶褐色の虹彩の成鳥一個体


ハチクマ 趾と爪

2010-08-18 20:18:00 | 鳥撮る
   
お盆休みの二日間、13、14日とミツバチスタジオに出かけたが主役は現われず気配なし、これも記録の一つ。

今は雛が巣立つかの時期、花の蜜のハチより肉食の地バチのほうが雛にとって大事な食糧。巣立ちした幼鳥は9月に入ればもう自立し、下旬には一人旅立ちがはじまる。この早い成長は地バチの力なのだろう。

10年前、明治のころからハチクマを捕食していたという集落で取材したとき、山で撃たれ致命傷でないハチクマが里の農耕地に落ちる。見つけた人がそれを捕えに行った時、手の甲を鋭い爪で貫通された事があったと聞かされた。
この爪、趾でハチクマ自身が埋まるくらいの穴は平気で掘り起こすらしい。趾の一本一本が鎧を付けているような太くて頑丈に見え、長く細い爪も刃物のようだ。



ヤゴロク+Ⅳで引きつけて見れば頑丈な趾が見えてきた




ハチクマ 眼球

2010-08-11 21:06:00 | 鳥撮る
   
第三弾「枯野の猛禽・笠岡湾干拓」写真集2009年10月自費出版したP18にタカの眼球がズームになると少しふれた。note
ここスタジオでもハチクマの眼球をコントロールする実態を観察。巣盤から幼虫を引き出す時、巣盤をむさぼる時等々、嘴の先端を見る眼球の動きを、私の目カメラの目がとらえた。

ハチクマの顔の正面から見ると眼球の前の方が内に入っている。真横から見ると、瞳孔の周りに黄色の虹彩がリング状になっている。この動きを生物科学の知識の無い私には説明できない。

眼科の先生に聞くべきか、獣医の先生に聞くべきか、NHKテレビ放送のアインシュタインに手を借りるか、答えを出す方法はまだまだ手探り状態である。



虹彩が黄色の♀だから気が付いた



黄色の虹彩が瞳孔の周りにリング状になっているが