ハチクマスタジオ2012閉会

　　　
日本時間28日ロンドンオリンピック開会式。ミツバチスタジオは日本時間29日をもって閉会とあいなった。

猛暑が続く29日、10時間のブラインドの中は朝から31度。昼過ぎ34度になり風は無し居眠りができない。時々山水で腕までつけ顔もつけてこの暑さをしのぐ。
目の前ではキリギリスの合唱だけ。いつも鳴いていた頭上のウグイス、今日は遠くで時々なくだけ、スズメ、ヒヨドリも現れない。ミツバチはスタジオの上を直線状に往復を繰り返し側の山水にも集まってきて耳の奥まで届く羽音が響く。

雨があがりお天気が安定しこの暑さで山では花、昆虫が活発に活動しだしたのだろう。今まで見なかったスズメバチも何匹も目にしたが主役は現れずゼロの記録。昨年も7月30日ゼロ記録で店じまい。今日は頭からゼロであることが分かっていたが18時まで現場でそれを確認。
これで2012ミツバチスタジオは終わった。後は整理しまとめに入り次に備えなくては。



今シーズンはは6個体、そのうち♂３♀２、の5個体しか会えなかった

ハチクマ ＥＯＳ１Ｄ？初撮り

　　　
ロンドンオリンピック後三日、カメラメーカーもこのイベント用に新機種を発表。
我が家にその一つのボディーがやっとこさぁー届いた。説明書のページも開かず、ヤゴロクに取り付け手持ちで数枚テスト。これならまぁ行けるだろうと22日日曜日初撮りにいつものハチクマスタジオへ出かけた。

ブラインドに入りうずうずして待っていると9時やっと待ちに待ったモデルさん、お馴染みの熟女現れシャッターを切り画像を確認。
今まで使用していたⅣボディーを手元に置いて何か不都合があったらすぐチェンジするつもりで用意していたがこれならいけるとシャッターを押し続けた。

飛び去った後隣のあきに見張りを頼み、説明書を読みながら次にこのテストをしてみようと構えているのに7時間たってもモデルさん現れずで時間切れ。次回に持ち越し。

このボディー　シャッター音はソフトだし扱いやすく、どなたが使ってもいい写真が取れそうだ。
だったら私流のカラーを出すためにはと、またまた悩みが増えた。この悩み、ないお金を出してわざわざ買ったようなことになってしまった。失敗したかなぁー。



モデルが来る前にまず一枚カタツムリでテスト





Ⅳボディーとの違いがいろいろあるなー


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ハチクマ やっぱし最後の最後で珍道中

　　　
運転席の後ろの両サイドの窓を開け網戸を取り付け、渓流の音を子守唄で車中泊、車内は24度。目覚ましは時間ですよー時間ですよーの耳元で強烈。午前7時前にはブラインドでスタンバイ。日中は28度、10時間半の缶詰。

16日月曜日今シーズンやっと第三番目の雄と虹彩の黄色い二年目の雌に出会えた。そのあとまたまたインデアンボーイと暗色タイプの雄が現れ計四個体。
出かける前の布袋さん、福をもたらしてくれたのか収穫は大であった。

帰りもスイースイーと帰ってくるつもりだったが山陽道７台絡む事故で本郷ＩＣ下り通行止め、渋滞に巻き込まれた。今日は広島市内で20時までに車検（仕事の車）受け取る約束をしていたのに5キロの渋滞を抜けるのに1時間35分もかかった。それにお腹は朝食も昼食もパンで済ませて空腹。22時前に帰ってきて近くのスーパーですぐ食べられるものを探したが何もなし。仕方がないのでフライパンで玉ねぎと肉を炒めてそのままテーブルに、冷凍の飯で豪華な夜食と相成りました。

デジブックは暗色タイプ♂と虹彩の黄色が鮮やかな二年目の雌で作成した。




暗色の雄は写真集に雄ーＥ個体と紹介。しかし昨年は私だけ
出会っていなかったが今シーズンは四度も顔を出した。



この雌も同じく昨シーズンは私だけが見ていなかった。



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ハチクマ 第三の男

　　　
１５、１６日の珍道中　15日の始まりはコケコッコーコケコッコーの目覚まし時計電池切れ、気がつけば予定より30分遅れた。それに追い打ちをかけるように頭の上に木彫りの布袋さんの顔（30年前ぐらい宮島からおいでになった）が落ちてきた。福が来たのか福が逃げたのかちょっとよぎったがそれどころではない早くスタート。急がず慌てずゆっくり行こうとあきと話しながら高速道へ。早朝なので車が少ないのを幸いにスイースイーと走らせた。

現場では軍手をいつも置いて帰るが、片方が地べたに落ちていたのをすぐ手にし右の薬指に違和感を感じた。その時チクッときた犯人はムカデだ。即虫刺されの軟膏を塗るが痛みは長く続く。
ブラインドでまだ出会っていない雌を期待していたが日曜日はおなじみのインデアンボーイと暗色雄だけ。雌は放卵が終わりヒナを抱えている時期で顔を出さないのかなー。噛みつかれた薬指の痛みを感じながら想像してみるが結局15日♂二個体だけ。
明日を期待して車中泊。次回につづく

デジブックは16日今シーズン初めて出会った第三の男。昨シーズン喉が逆ハート形に見える新人で♂ーＫとした個体。今シーズン何度かスタジオに現れてるが私どもと重なったのは初である。これでやっと第三の雄に出会うことができた。　　



インデアンボーイ♂（上）と第三の♂（下）、喉の斑の違い





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ハチクマ 暗色タイプ

　　　
インデアンボーイの後、続いて別固体が現れると気を引き締めていたが三時間たっても気配なし。昼飯を食って昼寝をしていればチャンスありと待つ。狸寝入りはしているが耳だけは大きく開けている。ミツバチの羽音は山水の流れの音でかき消されている。頭の上ではウグイスの鳴き声少し離れて警戒音をするとすぐ目を見開いて気配を見る。ヒヨドリ複数が騒ぎ出し横切って行くと反射的に気配を見る。スズメ家族の鳴き声がしなくなるとまた目を見開きあたりの気配を探る。

そんな中15時半左の高い樹木からスタジオ横切って右側の緑の中へ低く消えた。一瞬暗色タイプの雄と判断、前回はファインダーに入れる前に撮り逃がした個体。よっしゃーと待つこと30分。計算どうりの倒木の上、その木を左から右端までゆっくりした横移動。
しかし16時西側は樹木は高く茂ってスタジオは暗くなる。それに個体も暗色。シャッターを切り確認二桁の40分の１秒、これで止まっているので主役の行動を見ながらシャッターを決める。少しでも動けばブレブレ。160分の１にセットしてみるが画面は暗い。二桁でいくしかないと慎重。
余裕があり200、250分の1と変えてみた。前半の光とは違い、ドジな男には難しく苦労するなぁー。今日8日は♂二個体だけ、次回は♀オンリーといきたい。



趾と跗蹠が汚れているところを見ると雨が多く山の土も
湿度が多い中でちゃんと仕事はしているのだろう。
シャッタースピード　25分の1



160分の1に変えてみたら画面が暗い。



冠羽を立てて動いていたので 250分の1で切った。



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