鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

シベリアジュリン

2023-01-25 10:36:08 | 鳥撮る

今シーズンオオジュリンにはまだ出会ってはいない。マイフィールド内では気配なしと思っていたが、バーダーはどこでもおりますとの事。しかし目の前に葦原があるのに、まだ今シーズンは一度も出会っていない。

中国山脈越えをし山陰に行ったとき、やっと会えたとレンズを向けたが、ホオアカが一羽近くにいたし、この個体ばかりシャッターを切っていた。帰って画像を整理していると、証拠写真と思っていたオオジュリンがシベリアジュリンと気が付き、もっとシャッターを切っておくべきだったと思った。

シベリアジュリンに初めて出会た場所は、2010年2月に黒い個体を見つけ、その後皆さんが見に来た事を思い出した同じ場所。改めてこの度の画像を見比べてみると、頭が黒くなりかけているが、やはりシベリアジュリン。1月に撮影した画像を並べてみた。同じ場所に毎シーズン来ていたのだろうか。

 

 

 

 

 


チュウヒ

2023-01-22 16:49:52 | 鳥撮る

1月18日 久々に塒場所以外のマイフィールド内で、午前中チュウヒに出会った。定点観察する場所で、近距離に姿を見せてくれ、この個体の行動パターンが分かってきた。しかし晴れているが、ガスがかかったような変なお天気。

ここを日中のテリトリーにしている二個体の内の一個体。全体は黒っぽく見える。胸も腹も顔も暗褐色、虹彩は黄色。最外側尾羽だけ、褐色のはっきりした横帯が5~6本ある。この最外側尾羽のパターンは、何個体も出会っていて、この個体も大陸からやって来たのであろう。

バックは池。水が葦がはいりチュウヒの棲息する好みの場所を、撮るらえることができた。定点観察をしていても、何時もこように飛んでくれるわけではない。今日はラッキーカモ。


チュウヒ

2023-01-21 09:47:47 | 鳥撮る

1月17日 チュウヒの塒場所。15:50分西の山の上は黒い雲が覆い夕日はその中、雲の隙間から光はあるが明るさは弱い。

この時間、チュウヒが塒場所に帰ってきて、ハゼの実が残る木に止まった。ISO800、シャッタースピード1000、距離は160メートルあり、あまり絵としての条件は良くないが、この木から飛び出すところを狙った。止まっている位置から斜め前に飛び出してくれ、この個体の形態、尾羽まで収集できた。この後一時間後空は晴れ、東側の青空の中二つの虹が現れ、こんな中チュウヒが飛んでくれればと思ったが。

例年7個体前後が、塩田跡地を塒利用していたが、今シーズンはその半分。そして日が暮れて帰ってくるのでなかなか写真にはならない。ISO800までは仕方がないかと諦めてはいるが、・・・

 

 

 


ケアシノスリ幼鳥

2023-01-12 10:28:52 | 鳥撮る

ケアシノスリは成鳥、雄、雌、幼鳥と出会っている。特に幼鳥は何個体もその特徴を撮らえ、しっかり観察している。初めて出会ったのは、1990年山口県以前の阿知須干拓で、2月産卵のために林から水たまりに出てきたアカガエルを捕らえていた。この時のペリットを収拾し乾燥したが、いつまでもイヤーな臭いが残っていた。

2008年には一生に一度しかない同時に幼鳥数個体も観察。中国大陸(100年に一度あるか無いかの大寒波)から日本海を縦断して西日本滋賀県方面へ、ケアシノスリが一気に大侵入。殆ど幼鳥。

この時期マイフィールドにしていた岡山県笠岡湾干拓では、2008年正月上空を20数羽も通過。その笠岡湾干拓で3月まで7個体が越冬、この個体を一羽ずつ形態を収集して、2007~2008年の記録をまとめ「枯野の猛禽・笠岡湾干拓」の題名で自費出版している。

この度冬のマイフィールドを離れ、中国山脈越えして北の方のフィールドへ出かけた。そこで一羽のケアシノスリ幼鳥に出会った。ここには1月9日にやって来たのであろう。県外のバーダーカメラマンは右目がやられていて写真にはならないと言っていた人がいるが、私の見た限り、右目の虹彩の黄色、瞳孔は80メートル離れていても、はっきり確認できる。ただ右目周りの羽が黒く汚れている。正面から顔を見ても、頭部右側の羽毛が起こされていて、趾爪で右目周りを手入れしていた。なにかトラブルがあったのだろう。でも細い枝にも止まっていたし、飛行シーンも何も問題はなさそうと判断した。また日を改めて見に行こう。

 

 

 


ミサゴ

2023-01-11 11:39:15 | 鳥撮る

冬のマイフィールド内ではトビよりミサゴが多くどこでも見られる。農耕地内の電柱の上、田んぼの中、上空にも。定点観察をしていると、多い時で6羽も上空に現れ池に突っ込んでいる。

テーマ外のタカであるが、潮が引いた湾内に流木が現れ、その上に魚を捕まえているミサゴ。目線より下で近距離、一枚だけ証拠写真とレンズを向けたら、一羽のカラスが現れミサゴに攻撃。ついつい連射で切ってしまった。初めて図鑑のミサゴのページを開いて見て、この個体は雄と判断した。

それにしても魚の頭と内臓を先に食っていた。人間様は頭を取り内臓を出して、これからが食べられるよう捌いていくのに。