鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ハチクマの渡り大瀬山の一週間

2011-09-29 20:54:00 | 鳥撮る
   
終わりよければすべてよしではなく、ハチクマの秋の渡り大瀬山の今シーズンは昨年の私の不作をカバーするすべてよし(?)で終わった。
予定の一週間はあっという間に終わり、9月28日福江港で11時50分の長崎行フェリーの時間待ちの時、福江島の地元民さんが仕事中抜け出し顔を出し、地産三井楽の美味しいお土産を手渡してくれた。暖かい心使いに私ども夫婦は、この嬉しい気持ちを船に乗せて帰途についた。

大瀬山の観察場所では、タカの渡りを見に来る人たちにあったかいコーヒーを気づかいされ、重い水を持ってあがってもらい感謝、感謝、地元民さんは力持ち。心まで力持ちの人だと感じた。地元民さんとお知合えになれてよかったし、来年またお会いする楽しみが増えた。

画像多すぎて整理は手つかず、年寄りだから疲れもありボツボツ行きますがなぁー。meromero2



本州九州の最西端、一番遅い日の出6時20分朝焼けの中群れがわく



福江の山々を背景に高度を上げる。

 



福江島行

2011-09-20 20:32:00 | 鳥撮る
   
福江行の撮影機材、土産物、一週間分の着替えと頭の中も、散髪も準備OK。それにこの度は新しい機材を購入。手持ちにあるMarkⅢ、Ⅳには無いパノラマ付カメラ。今まで何度も大瀬山の観察場所から、12~24㎜レンズで風景を1、2、3と数枚もシャッターを切りつなげてみても気に入らない。

パンフレットに「ワイドなパノラマ写真が手軽に撮れる」とありワンシャッターで
OKかと即デジタルカメラ新品で、いしい価格の6600円で買ってしまったが、説明書をよく読まなくてはパノラマ写真にはならない。
コンパクトカメラを触ったことが無い私であるが、ぶっつけ本番で普通に写真が撮れるのだろうか心配である。camera

22日以降は台風が過ぎた後、大瀬山で皆さんとハチクマの醍醐味を共有、きっと堪能できることだろう。smile kirakira2



海抜250㍍の観察場所から灯台を見下ろす。
映画「悪人」のラストロケ地でもあり今年は灯台まで降りてみようかなー




ハチクマ 幼鳥

2011-09-18 20:32:00 | 鳥撮る
   
広島生まれの幼鳥2羽が飛行訓練していると9月15日証拠写真と一緒に報告があった。広島で育った幼鳥の体色、模様も収集したいところであった。niko
送られてきた画像の中に虹彩が黄色の幼鳥一羽、角度によって暗色にもなっている、図鑑、文献には幼鳥の虹彩は暗色とあるが角度によって黄色、茶褐色とはっきり見える。この違いは♂♀に分かれるのだろうか。研究者でもここのところはまだ解明されていないようだ。

幼鳥の尾羽にもいくつかのパターンがありこれも気になるところ。
それにしても成鳥以上に幼鳥の体色と模様のバリエーションが多様で、整理できればまた新しい発見になるかも、が素人がやることどこまでできるだろうか。



同じ暗色タイプ幼鳥でも尾羽の横帯の太い細いがある
できれば虹彩を確かめられたら、♂♀のヒントになるかも





体色は違うが尾羽の横帯が、細い個体太い個体





尾羽先端部に横帯がある個体無い個体、パターンが色々

 

                

ハチクマ ハチクマ頭の中はハチクマ

2011-09-15 20:44:00 | 鳥撮る
   
9月11日マイフィールドはシギ・チ現れずさっぱり。広島支部継続のシギ・チ渡り調査も担当者が現れたが寂しい記録。何処も少ないとのこと。

秋にシギ・チが少ないということはハチクマも少ないのかと気をもんでいた。9月14日「蜂の巣駆除、相談増」の新聞記事をみて少しは安心した。記事の内容は広島市内でもスズメバチの相談がここ五年で最多とある。市内にこれだけ多いということは野山にもハチクマがしっかり育つだけの数の量はいるということか。

今年の大瀬山の渡りはもう始まっている。私が行くのも後一週間後、昨年の分まできっと楽しませてくれるであろう。
5キロの手持ち撮影に耐えられるように3.5㌔の鉄亜鈴二本を100回以上も毎日振り回し、年寄りの抵抗をしている。(いやいや37歳の若さだからできるのだろう・・・)
現場で今年はどんな結果がでるかこれも楽しみだー。



観察場所は海抜250㍍、下から群れがわいてくるのもここの特徴だ。





頭上に現れた時、興奮してオタオタしていたらあっという間に遠ざかる。





西へ帯状になって流れていく。これみな ハチクマ



ハチクマ 秋の大瀬山

2011-09-09 20:06:00 | 鳥撮る
   
福江行まであと12日。連続21年目であるがどんな出会いが待っているのであろうか楽しみである。smile

九州最西端福江島の大瀬山、秋のハチクマの渡りにはいくつかの特徴がある。まずハチクマオンリー。一日にピーク時2000~3000羽東シナ海を飛び出していくが全部ハチクマである。
夜明けからの動きも特徴の一つ。10時ごろまでで一段落するが、その後、後続はやってきて渡ろうか明日にしようかと空に舞うのも見られる。
一旦海に出て引き返す、数は少ないが順光で目の前をゆっくり通る個体。観客席で主役の演技を見ている状態、これもここでの特徴。

もう一つの特徴、夕方山の斜面の杉やヒノキの先端に休んでいる個体が数羽見られる。
ハチクマで明け暮れするが時には昼寝をする時間もたっぷりある。



朝日の赤のライトを浴びて頭上で舞う。



海をバックに、7時過ぎ朝日を浴び進路は西。



目線から下、ハチクマの背面が見られるのもここの特徴。





樹木の先端に止まっている個体を探しながら温泉に行く。