鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ハチクマ 幼鳥尾羽

2010-10-26 20:26:00 | 鳥撮る
   
今年秋の渡りは幼鳥が少なかった。

幼鳥も体色、模様のバリエーションもいろいろであるが尾羽も気になる。幼鳥尾羽は大きく、太いか細いかの横帯に分かれていて、この違いは雄雌と思う。私の場合大瀬山で上を見上げての判断である。

100個体以上も捕獲している日本の研究グループが有り、ここが答えを出すであろうが、素人で一人のハチクマファンの世界でこの多様なバリエーションの整理を考えているが、後何年かかるだろうか。



尾羽の横帯が太く横帯の本数が少ない幼鳥個体。



同じ幼鳥暗色タイプでも尾羽の横帯の違いが有り♀と♂?





尾羽先端部の横帯が中途半端な個体も見られる。



ハチクマ

2010-10-24 19:21:00 | 鳥撮る
   
今年も見せてくれた。kirakira2kirakira2
午後、東シナ海から大瀬山を回って入江の上空に姿を見せた雄成鳥。目の前で尾羽を広げ速度を落とし、翼をすぼめ両足を下に出し体をブルブルとふるわす。その後は何もなかったように飛び去って行く。
毎シーズン、一度か二度単独の時、こんなシーンを順光の中で見せてくれるが一瞬の行動で意味は分からない。



右からスーとやって来て目の前で尾羽を開き速度を落とし一瞬体をふるわせた。





昨年の♀個体、
一瞬体をふるわせたが後は何もなかったように飛び去っていく。




ハチクマの淡色タイプ

2010-10-21 21:41:00 | 鳥撮る
   
暗色とは対照に淡色タイプも上空通過、中にはミサゴを思わせる真っ白く見える個体も確認している。
今年も白い個体を、一度はるか上空に一個体現われたが双眼鏡の中。

今年のミツバチスタジオで翼をたたんだ淡色と白っぽい成鳥個体の出会いがあった。上空での飛翔シーンは無かったが、大瀬山で翼を広げた時、細部まで分かる画像を撮りたいとテーマの一つにしていた。チャンスは全くなく次回の宿題になってしまった。pencilwink



スタジオでの二個体、翼下面の雨覆を確認したかったのに。





昨年の二個体、この白さは成鳥過程によって変化するのだろうか。




ハチクマの暗色タイプ

2010-10-18 22:07:00 | 鳥撮る
   
双眼鏡を覗くバーダーが暗色だと声を出す。ここ大瀬山ではさほど珍しさは無いがカメラの射程距離になかなか入ってこない。
今年も条件の悪い中シャッターを切った(腕の悪さを棚に上げ天候のせいにする)その中から暗色タイプを引き出し並べてみると、幼鳥から成鳥になっても暗色の変化は無いように推測出来るが・・・

三年連続で大瀬山にやってきた後ろから見ても男前さん。木に止まって居るこの暗色個体をゲットしようと、みんなより早めに山を降り、車で島を捜しまわっていた。目的を持っての行動はいいお手本である。
私より30歳以上も若い前から見ても男前さんにライバルを意識し、来年は負けないよう気力、体力を付け準備をしておこう。後は主役が運を決めてくれる楽しみがある。
となりであきが“もう来年の事?”と鼻先で笑われた。



暗色タイプの♂成鳥





暗色タイプ♀成鳥



暗色タイプ幼鳥



ハチクマ 雄風切の横帯

2010-10-17 19:39:00 | 鳥撮る
   
6月下旬~8月上旬ミツバチスタジオで個体差のバリエーションを近距離で撮影出来た。この経験はハチクマに一歩も二歩も近づいたと思う。
だが翼をたたんでいる時と飛翔時との顔の違いが有り、今年の秋の渡りは一個体、一個体細部まで分かるような画像を、とテーマにして出かけたがそうは問屋がおろさなかった。見透かされているように、天候や主役が後10年も来て見んさいと言っているようだ。
あと10年・・・わしゃー82歳になるじゃー

やっと画像を一通り目を通した。削除、削除で気が滅入るはもうお疲れもピーク。まぁー毎年一点づつでも積み上げて行くしかないかなぁ。

雄、風切羽毛の基部の横帯の違いを並べてみた。



風切羽毛の基部の横帯が細いのはまだ若い個体なのだろう。



基部の横帯が太いのは成熟した個体と思う。
上、下と比べて見て換羽の違いがあるのかな