大瀬山上空を、地のハヤブサが時々顔を出す。ハヤブサは私のテーマ外と言うより、友人にハヤブサの四季をとうして7年も8年も観察していて凄い写真をチラッと見せられるからである。
ここで私がハヤブサを撮ったら平凡じゃ、もっとシャープに決めんかいと言われそう。
今年もこの友人が、雌だぁ、雄だぁ、あいつは若いと、言っているのを私は背中で聞いている。
ハチクマが現われず手持無沙汰の中、頭上に現われシャッターを切ってしまった。昨年も、その前の年も、その前の前の年も同じようなポーズでの画像になっていた。これを見て友人が私の耳元で、平凡じゃちと工夫をせんかいと言っているようだ。
ヒーリーリ、ヒーリーリと鳴きながら30~50の群れが翔け大瀬山を一回りして東シナ海へと消えて行く。毎年見られるが群れが現われる回数が少ない。スピードに乗って一気に飛び去って行くが、360度の視界、見えなくなるまで眼で追う事が出来る。
サンショウクイとコムクドリの混群、ここでは珍しい
羽ばたきと弾丸飛行で、ハチクマよりは、かなりのスピードある飛翔
セイタカシギも最西端に現われた、サギ類と同じように東シナ海を横断するのであろう。