鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

大瀬山 ハチクマ

2010-10-14 21:46:00 | 鳥撮る
   
大瀬山の続きです。
初めてここに来られたバーダーは、素晴らしいロケーションとハチクマの密度が濃く渡りの醍醐味を堪能される。(中には運の悪い人もいるが) 

私の場合、天候が吉と出なく主役が射程距離にやってこなかった事と、ヤゴロクが強風のため大風邪をひいたのか画像は全滅。昨日また入院させた。持ち主の様にひ弱でガタが来たのだろうか。
ちと救われるのは500と70~200、それを苦労しながらフィールドノートを埋めている。気が重くなかなか進まないが、まぁスパイク、スパイクで行きますかー。



南西の強風の中、浮いているかのようでなかなか前には進まない。



積雲なのか薄い雲の中に消えて行く、高度3km以上あるのだろう。



主役はグー、光は不足、腕も不足。





アマツバメ&いろいろ

2010-10-10 20:15:00 | 鳥撮る
   
2010大瀬山まだ続きます。niko
イスに座りカメラを膝に、視界にはアマツバメが飛びかう。

営巣場所で群れの飛翔、岩場にへばりついている個体等の写真が、アマツバメの図鑑のページが頭の中に浮かんだ。繁殖場所で多くのカメラマンの写真も見てきた。
ここで撮ってもみなゴミ箱行きかぁ、と思ったが気持ちを切り替えここはここのフィールドノートの記録にと、イスから立ち上がった。



証拠写真だー、胴体の地味な縞模様は何か意味があるのだろうか。





以前大瀬山で落鳥したヒメアマツバメ
アマツバメは熊手の様に四趾とも前を向く皆前趾足であるが、
ヒメアマツバメは三趾しか見えないが、小型だから軽量化されている???



ツバメはコンスタントに姿を見せる。
大瀬山の主がツバメは幼鳥ばかりだと言っていたが、私は成鳥も見た。 
数は少ないがショウドウツバメコシアカツバメも見られた




ハリオアマツバメ

2010-10-08 20:27:00 | 鳥撮る
   
大瀬崎では毎シーズン30~50の小群がやって来て東シナ海へ出て行く。ハチクマのコースとはちと南寄り、西南方向?へ飛び去って行く。
越冬地オーストラリア、マダラスカには大陸へ渡り南下していくのか。しかしここ、西の果てには数百の群れの主流は一度もお目にかかった事は無い。

体は牛乳瓶を思わす太く紡錘形、翼は鎌の形で翼開長は50㌢、一番大型のアマツバメ。ブーメランが飛び交うように頭上で駆けまわる。飛行速度は鳥類中最もスピードがあるが、今のハイテクに進化したカメラでは誰でも撮れる被写体であろう。
 


上空を飛びに飛び回りかたまりにはならない。
ハチクマ、アカハラダカのような群れの写真は難しい。





尾羽は10枚、尾羽の羽軸の先端は5㍉前後の針状が突出している。
尾羽の針が二本しか見えないのはまだ若い個体なのだろうか。



ビギナーの私は図鑑を覗く。24時間殆ど飛び続けているが繁殖は大木の樹洞の中。鋭い爪で樹木の幹に垂直に止まり針付きの尾羽で体重を支える。とある、キツツキ類と同じじゃー、ほんまかいなぁー信じられん。


ハヤブサとサンショウクイ

2010-10-05 20:43:00 | 鳥撮る
   
大瀬山上空を、地のハヤブサが時々顔を出す。ハヤブサは私のテーマ外と言うより、友人にハヤブサの四季をとうして7年も8年も観察していて凄い写真をチラッと見せられるからである。
ここで私がハヤブサを撮ったら平凡じゃ、もっとシャープに決めんかいと言われそう。piyo

今年もこの友人が、雌だぁ、雄だぁ、あいつは若いと、言っているのを私は背中で聞いている。
ハチクマが現われず手持無沙汰の中、頭上に現われシャッターを切ってしまった。昨年も、その前の年も、その前の前の年も同じようなポーズでの画像になっていた。これを見て友人が私の耳元で、平凡じゃちと工夫をせんかいと言っているようだ。



ヒーリーリ、ヒーリーリと鳴きながら30~50の群れが翔け大瀬山を一回りして東シナ海へと消えて行く。毎年見られるが群れが現われる回数が少ない。スピードに乗って一気に飛び去って行くが、360度の視界、見えなくなるまで眼で追う事が出来る。



サンショウクイとコムクドリの混群、ここでは珍しい



羽ばたきと弾丸飛行で、ハチクマよりは、かなりのスピードある飛翔



セイタカシギも最西端に現われた、サギ類と同じように東シナ海を横断するのであろう。



人間ウォッチング

2010-10-03 19:41:00 | 鳥撮る
   
待てど主役が現われず、人間ウォッチング。smile

昨年ここでダルマさんタイプの人、今年もお見えであったが別人のようであった。毎日一時間家族と縄跳び、食事も変えて15㌔体重を落としたと。私には真似が出来ない、御立派である。

三年連続でやってきたピンクのTシャツを着た後ろから見ると男前さんは、チャンスをキャッチするとものは言わず、いいポジションに出てシャッターの連射。その音をカメラマン達が聞きレンズを向ける。しかしケツ追いであるがシャッター音の合唱。私などはいつも蚊帳の外。
積極盛んなピンクの男前さんに負けないよう、私も来年はピンクがキーワードだぁ。

20年連続と騒いでいる私ですが、凄い人が居る。15年連続で滞在日数300日以上、几帳面に記録を積み重ねている。画像の枚数もけた外れである。
観察場所の主であり、多くのバーダーがやってくる中、楽しく和やかな雰囲気を壊さないよう気配りもしている。禁煙の看板も自前である。
横になると5秒もしないうちにいびきをかき熟睡する技も備えている。私にはどれもこれも真似が出来ず、この人のはるか後方で目立たないようアクションをしている。



朝日が顔を出す8秒前、雲が朝焼けに染まる。こんな朝も時々ある。



「悪人」も西の果てまで流れてきた。



毎年私たちを出迎えてくれるリュウキュウムラサキ





早い動きに手持ちで追う。左指に注目、これがプロカメラマンだ!