JR東海の株主優待割引券 ~その3

前回に引き続き、JR東海の株主優待券を使用して購入した新大阪→東京間の新幹線特急券を御紹介いたします。

images (優待券使用の特急券)

images (優待券未使用の特急券)

上が優待券を使用して購入した特急券で、下が同時に購入した、優待券未使用の小児用特急券です。

優待券を使用したものは「海優2割76」と優待券を使用して2割引になっていることが明記されています。実際、新大阪から東京までの繁忙期特急料金は5,740円ですので、2割の1,150円が割り引かれています。
また、「N」から始まる「ひかり」「こだま」限定の特急料金と「のぞみ」加算後発売額の差を見ましても、優待券使用のものは発売額4,590円に対して「N04350」となっており、のぞみ加算額についても通常300円から240円に2割引されていることがわかります。

特急券の場合は乗車券のように特定都区市内制はありませんので両者とも乗車区間の表記は「新大阪→東京」となっており、一見して「海優2割76」という優待割引の表示のあるなしだけの違いに見えますが、よく見ると券番の表示方法が異なっています。

images (優待券使用のもの)
images (優待券未使用のもの)

拡大するとよくわかりますが、優待券を使用したものは券番の後に「席」という表示があり、通常のものはありません。
この「席」の文字が意味するものはよくわかりませんが、指ノミ券に表示される「○席」というものとは明らかに違いますので、また別の意味を持っているのかもしれません。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« JR東海の株... 夏だ!! ビール... »
 
コメント
 
 
 
席番入力です (catalytic)
2007-07-28 11:13:05
この「席」は、席番入力という操作によって発券された指定券に印字されるものです。

席番入力とは、既に発売(発券)済の指定券に対して、重複して同じ席を発券するために用いられる操作で、操作ミスなどによって、重複発売などの営業事故が起こる可能性があるため、慎重に取扱われています。

繁忙期で当該列車が既に満席など、代わりに出せる座席がない場合などで、指定のみ→有額券、無割引→割引などの発行替を行ったりする場合に繁用されるようです。
 
 
 
catalyticさま (isaburou_shinpei)
2007-07-29 01:23:00
コメントおよびご教示ありがとうございます。
仰せの内容ですと、今回の場合は無割引にて一旦発券した後に優待割引に変更させるために発行替を行ったということですね。
おそらく、同時に小児用の同列車・同区間の指定券も購入していますので、横並びにするために採られた処置ということですね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。