JRバス関東 館山支店発行 初大師記念乗車券

平成27年1月にJRバス関東館山支店で発行された、小塚大師さまの初大師記念乗車券です。


   


桃色JRB地紋のD型券で、往路用と復路用の2枚の一般式券が綴られている様式です。


   


台紙の裏面です。
小塚大師さまの縁起由来が書かれており、例年になく細かい文章となっています。


   


硬券部分を抜きますと、そこには「」と書かれています。


   


今回の乗車券です。

初大師記念乗車券は毎年同支社から発行されており、その様式は毎回異なりますが、今回の券はかなり珍妙な券となっています。

一見往復券のように見えますが、よく見ますと運賃が往路および復路用各々の券に片道分が記載されており、「〇往」や「〇複」の記号がありません。また、発売当日限り有効となっており、通用期間は1日限りです。

これは、同路線は初大師の日1日しか運行されない路線であるために2日間有効とすることができず、片道乗車券を2枚合わせた企画乗車券として発行されたものと思われます。


さらに、往路券と復路券の間に往復乗車券と同じ波線が印刷されておりますが、この部分は波線のみで切り取り線の点線の切り込みは付いておりません。

これは実使用を想定していないのか、記念乗車券なので実使用しても回収しないのか、復路も使用したところで回収するのか、もしくは、往路乗車時に強引に引きちぎるのか、運用方法についても不思議な券です。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
当日現地では (matsu)
2015-02-14 01:23:06
こんばんは。

今年は運行当日に実際に行ってきました。

JRバス乗り場付近には、臨時バスの告知案内が掲示され、臨時バス利用の際は窓口で乗車券を購入するよう案内書きがされていました。

その館山駅前のJRバス窓口ではカウンターにダッチングマシンが置かれておりまして、購入を申し出ると目の前でダッチングにて日付を刻印して発売していました。その時に台紙も渡されました。

バス乗車時には、使用部分に運転士が携行していたチケッター?を捺されました。

ということで、使用部分に印影が残ります。
そのためもあってか、特に回収はしていませんでした。
 
 
 
> matsuさま (isaburou_shinpei)
2015-02-14 12:55:57
コメントありがとうございます。

わたしは会社帰りの通り道にあります(自)東京駅で購入しましたので現地の様子がわかりませんでしたが、そのようなやり方で運用されていましたか。
リポートありがとうございます。

「バスの乗車券=回収」の公式が当てはまらない例ですね。
 
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