JR東日本 一時預り切符

JR東日本の一時預り切符です。

   

今や大きな駅ではコインロッカーが設備され、わざわざ駅の窓口で携帯品を預けることはなくなり、事実上過去のものとなった感がしますが、辛うじて極少数の駅で生き残っている絶滅危惧種のような券です。

事実、関東圏のJR東日本管内の駅で携帯品一時預りの業務を行っているのはたったの一駅のみだそうです。

   

裏面にはご案内文が印刷されており、携帯品一時預りのシステムは、受託時に1日分の預り料を徴収され、以後1日ごとに料金が発生し、6日目以降は倍額となり、15日を過ぎても引取らない場合、処分されることが記されています。

右下に「(19.6.佐野納)」と書かれていることから、平成19年6月に印刷されたことがわかります。

受託に際しては、上半分の裏面に預け主が住所と氏名を記入し、記入された券片が鉄道側の控えとし、下半分が預け主の控え兼引渡証となります。

鉄道側控え券および預け主の控え兼引渡証には券番が印刷され、切離し線の部分にも太い赤字で割印のように券番が印刷されています。

   

国鉄時代の一時預り切符の未使用券です。

様式は現行のものと殆ど変化はないようで、券全体の全容がわかります。


   


裏面です。
鉄道側控え片の住所・氏名記入欄の様子がよくわかります。

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