JR東日本 SLみなかみ号指定席券

平成26年7月に蒲田駅のマルス端末で発行された、SLみなかみ号の指定席券です。


   


水色JRE地紋のマルス券で、感熱印字のものです。


SLみなかみ号はJR東日本のSLが牽引する全車指定の臨時快速列車で、乗車の際には乗車券の他に指定席券が必要です。

かつては上野~水上間の「EL&SL奥利根号」という列車で、上野~高崎間は電気機関車が牽引し、高崎で機関車をSLに付替える運用で運転されていたり、高崎~水上間のみの「SL奥利根号」として運転されていましたが、5年くらい前から現在の列車名になったように思います。


乗車券趣味的にはD型硬券による指定席券であれば面白いのですが、大手鉄道会社では特定の列車のみを特別な様式の指定席券にすることは運用上無理ですから、このようにマルス券となってしまうのは仕方ないことであり、「気持ち」観光列車らしく、検札のスタンパーは特別なものが使用されています。


   


スタンパー部分の拡大です。

車掌は高崎運輸区が担当しておりますが、通常のスタンパーは使用せず、D51 498号の正面の図柄になっています。当日はD51が牽引していましたが、C61 20が牽引する日もありますので、その日はC61のスタンパーが使用されるのか、興味深いところです。


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