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おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

自ら動き出す組織 保育園編20 ~交流分析~

2018-03-09 09:08:23 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



集められた8名は一様に不満な顔をしていた。

研修のテーマの沿って、マネジメントスキルを身に着けると星野から説明があったからであった。

参加者の高井は心の中でため息をついていた。

「マネジメントスキルって何?」

「早く保育室に戻りたい」

「まだ日誌も残っているのに」

「なんで私が研修を受けなければならないのよ」

頭の中にはネガティブな感情しか沸いて来なかった。

しかし、ある研修の時に衝撃が走った。

「相手にも最もな動機がある」

星野が発した一言だった。

同じ教室で担任を務める太田とは表面上はうまく関係が出来ていた。

しかし、高井は太田の保育が好きではなかった。

というより、自分とは全く違う対応をすることが許せないでいたのである。

「太田先生は自分の気分で保育しているわ」

高井が感じていた事だった。

事実、太田の保育は子守りの域を脱していなく、うるさい子供を怒鳴りつけて従わせる保育を実践していたのである。

「こんなところを母親に見られでもしたら、大変な事になるわ」

しかし、高井は先輩でもある太田に意見などすら許されないと思っていた。

多くの保育園がそうであるように、ふるさと保育園では、年功序列がはびこり、俗人的な職場となってしまったいたのである。

保育園理念は「10年後の笑顔を想像する」であった。

毎年、園長の柳から年度始まりの指針発表の際には、決まってこの言葉が躍っていた。

現実は違うので、「園長先生が保育室をもっと見に来てくれればいいのに、きっと注意してもらえると思うんだけどな」と考えていた。

そのように考えていた高井であったので、相手にももっともな動機があるという言葉を聞いた時に、思い浮かべたのは、太田の顔だった。

「太田先生にもきっと動機があるんだわ」

「きっとそうだ」

「出来るだけ、太田先生の話を聞いてあげるようにしよう」

もちろん純粋にそのように思えればすばらしい事だったのだが、とりあえず高井が思った事は、結果子供に被害が行かないようにと考えた挙句の対応だったのである。

毎日が劇的に変わっていく事を感じた。

以前にように太田がいらいらする事が減って来たのである。

研修ではさらに普段のストロークや傾聴等についても学び、それらを実践する事で、何より太田が変わって行くのである。

高井は今までの苦労が何だったのかと思ったが、まだまだ人との交流に関してはわかっていなかったことが多いんだなと思ったのだった。

(続く)



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

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