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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

経営改善への道 経営改善計画書の構築 【まとめ  再生手法選択の基準について】

2015-11-09 07:41:55 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



あまり知られていない内容ですがお伝えしておきたいのが、再生手法についてです。

知識として知っておいていただく程度で十分ですが、概要を理解する事で窮地に陥る前に対処が可能です。

企業再生において、あまりよろしく無い状況が、親戚縁者・友人にお金を借りて、一旦は持ち直しますが、結果残念ながら会社倒産になってしまう場合です。

こうなってしまうとお金だけでは解決できない、関係性にまでヒビが入ってしまいます。

先々まで重苦しい気分や雰囲気を引きづってしまうのです。

そうなる前に公的手段を使って出来る事があるのですから、知識としては知っておきましょう。

今回からは再生手法選択のポイントについてふれていきます。

会社の財務状況に応じた再生手法は時系列的に今自社がどの時点か見て行く必要があります。

・PLの毀損(赤字決算)
この段階では業務フローの改善策や再生の為の選択肢が多い事、利害関係者に与える影響も少なく、経営者責任及び株主責任も軽い事が考えられます。
一般的に取り得るスキームとしては、主に経費削減となります。それでも計画上経費が減らない場合は、リスケジュールへと移行します。

・BSの毀損(過剰債務)
この段階になると、再生の為の選択肢が少なくなってきます、利害関係者に与える影響も少し大きくなります。
一般的に取り得るスキームとしては、フロー改善とバランスシート改善によるリスケジュールやDDSとなります。しかし、DDSは金融機関の理解を得る為に実抜計画の精緻化が求められます。

・CF毀損(資金繰り破綻)
かなりひっ迫した状態です。
一般的に採り得るスキームは、支払の延滞や買掛の延滞をお願いしつつ、DESや債権放棄も実施していく必要があります。すでに次の段階(支払手形が落ちない)に移行しているようであれば、法的整理となります。

さて、再生スキーム選択の基準ですが、財務DDや事業DDとした後ですが、債務償還年数と債務超過解消年数との関係で見て行きます。

フリーキャッシュフローの80%を返済にまわしたスキームが一般的です。

債務償還年数が10年以内で債務超過解消年数が5年以内であれば業務フローやPL改善策を検討します。(格付け→要注意先レベル)

債務償還年数が20年以内で債務超過解消年数が5年以内であればリスケジュールを検討します。(格付け→要注意先及び要管理先)

債務償還年数が30年以内で債務超過解消年数が10年以内であればリスケジュールとDDS(資本的劣後)(格付け→要管理先及び破綻懸念先)


これ以上の組み合わせは債権放棄を含むものとなっていくので、ここでは説明を割愛いたします。

次回はDDSについて説明していきます。





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。



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経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

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