おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

組織風土の特徴を掴む その95

2015-11-25 07:56:13 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



経営者には哲学が必要だと言われます。

そういったものが無いと、流行や儲け話に簡単に心を揺るがされてしまいます。

ゲーム理論が流行ると成果主義を導入した会社の様にです。

ゲーム理論は、最適な戦略が相互に依存し、相手の戦略を読み合う必要が生じるような状況を分析対象としていて、競合他社との戦略合戦の中では有効な事があっても、業界がそのまま良くなっていく事を示していません。

また、個人の成果を最大化すると、全体の成果が最大化するとの考え方もその根底にあります。

方法としては、成果主義を取り入れる事はあると思いますが、ゲーム理論の特性を理解していないと、こんなはずでは無かったとなります。

ゲーム理論は、自分が利益を得ようとすると、相手や周囲は敵対的な行動を取る事を説明しています。

ナッシュが見つけた「ナッシュ均衡」では、お互い協力する方が協力しないよりもよい結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなる、というジレンマが存在するとしています。各個人が合理的に選択した結果(ナッシュ均衡)が社会全体にとって望ましい結果(パレート最適)にならないので、社会的ジレンマとも呼ばれるようです。

その点を考慮しないで、ゲーム理論の代名詞的な成果主義を導入すれば、うまくいかないのは自明の理です。

風土改革を行って行きたい会社にはまったくそぐわない評価システムと言わざるを得ません。

ナッシュの研究から、我々は協力する事で大きな成果を得られることを見出す事が出来ます。

昔から日本でも良い言葉がありました。

「他人に施せ」です。

例えば、営業で大変効率的ですばらしい方法を見つけたとします。

その方法を社内に広め、全員で成果を最大化する事に注力した場合はどうでしょうか?

個々が成果を最大化するよりも、全体で成果が最大化する感じがしませんか?

利益を最大化したいのなら、まずは他人に施せです。

それが組織の哲学にも有用です。




「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。

保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円
(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

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