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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

フレームワークにて自社戦略を構築しましょう 3

2013-11-26 06:12:58 | ビジネス
意外に見過ごされている定番フレームワークについてふれておきます。

なんといってもSWOT分析です。

自社の資源(内部環境)である強みと弱みと外部環境である機会と脅威を明らかにする事がスタートです。

それぞれ列挙されたものを組み合わせるのがクロスSWOT分析です。

例えば、あなたがラーメン屋さんをやっていたとします。

強みに地域密着で30年の実績。弱みに新商品開発力。機会に近隣に大型マンション建設。脅威に人気つけ麺店の進出。だったとします。

実際にはもっと多くの情報があるべきだと思います。

ある事無いことをあげるのでは無く、事実に即してピックアップしてください。

クロスSWOTは以下のように考えていきます。

強みと機会を組み合わせた積極的攻勢戦略は、大型マンションの内覧会時にタイアップし、地域密着のラーメン屋をアピールする。

強みと脅威を組み合わせた差別化戦略は、コラボ企画として、地元老舗ラーメン店対新興つけ麺店対決と称して、キャンペーンを展開する。

弱みと機会を組み合わせた弱点強化戦略は、大型マンションの内覧会時にタイアップし、地域密着のラーメン屋をアピールしつつ新商品開発の為の情報収集とする。

弱みと脅威を組み合わせた防衛戦略は、人気つけ麺店とタイアップし、お互いの弱みを補填し合う。

などと様々な具体的な戦略をフレームワーク上で検討します。

そしてその中から実行するものを選択するのです。

いかがでしょうか?

フレームワークを用いる事で戦略がより具体的になっている事と、自社の強み弱みをリストアップしている事でクロスSWOT分析の際にはとても戦略性の高いものになっているかと思います。

強みと弱みは他社と比較して相対的に見ても構いません。そして明確な決めがあるものでは無いので、迷う時は両方に入れておくのも手です。

一発逆転の発想は、固定化された物事の中にはありません。迷うという行為こそ、不確かな状態ですので大切にしたい瞬間です。

さらに、分析を深めていきたい時には、内部資源分析としてVRIO(ヴリオ)や外部環境分析PEST(ペスト)を使用するのをオススメします。

皆さんも聞いた事があるかもしれませんが、5F(ファイブフォース)も外部環境分析に有効です。かのマイケル・E・ポーターさんが提唱したフレームワークです。

次回は5F(ファイブフォース)についてふれていきましょう。



フレームワークにて自社戦略を構築する際には、是非従業員の方とお取り組み下さい。

その際の分析方法や話し合いのファシリテートには必ず力になる彩りプロジェクトをご指名下さい。

彩りプロジェクトのフレームワーク作りは士業、製造業、電子図書サービス業、不動産業、店舗販売店、社会福祉法人、NPO法人等でのご導入実績がございます。

マーケティングを得意とする当社ならではの切り口からフレームワーク作りをご支援、その実行のモニタリングサポートをご提案差し上げます。

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彩りプロジェクト連絡先メールアドレス
info@irodori-pro.jp







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