物欲制御装置が壊れたように、またまた光モノを買ってしまいました。
Carl Zeiss Distagon T* 1.4/35 ZE
画像拝借
広角35mm単焦点レンズで神玉級の評価を受けています。
フォーカスはMFのみ。
ずっしりと重く実測でフィルターやレンズフードを付けて944gと5D2本体より重い。
昨日ファーストライトとして最近よく撮影現場で行く神社で行いました。
絞り開放(F1.4)でのピント合わせは難しく慣れや熟練が必要です。
特に被写体にギリ寄ると窮屈な手持ちになり、フォーカスエイドを活用してもピクセル等倍ドンピシャとは中々いきません。
そのためワークディスタンスが許すなら開放値では三脚&LV&2秒タイマーで凌ぎます。
本日は風景を少し撮れたのでF8での解像度や収差などをチェックしました。
ノートリ
ピクセル等倍・中央の工場 ピクセル等倍・右端の倉庫
これだけでも何とか使えるかも。 凄い解像力ですね。
モノクロ調にしてみた。
スナップ系だけならワークディスタンスやボケ味でEF135mm F2L USMの方が好きかもしれない。
もちろん解像能力は変わらないと感じました。
広角単焦点では双璧であろうEF24mm F1.4L II USMより落ち着いた色合いかな?
能力的には優劣付けがたくAFや画角の差で使い分けて行くようになるでしょうね。
暫くは5D2に付けっ放しで鍛錬しなければなりません。
NDフィルターは色彩に影響を与えることなく減光するフィルターです。
私はケンコーから出ているPRO NDフィルターのシリーズND2(-1EV)~ND400(-9EV)を適宜所有しています。
皆既日食の年に揃えたもの(結局撮影出来ず)で、その後はEOS 5D2でムービーを撮る際にシャッタースピードの調整のために使用する予定でした。※今でも使用実績無し!
このNDフィルターの使用で面倒なのは、減光量が決まっているため、何種類も用意しなければならなかったり、また一旦装着するとファインダー内も減光され暗くなるため、ピントや構図などがチェックしづらくなるなどのデメリットがあります。
今回購入したのが可変NDフィルター GREEN.L Variable NDX【77mm】
使い方は、一番明るいところでピントを合わせ、フィルターリングを回し必要な暗さまで減光させるだけです。
テスト・シチュエーションとしては先日も行った近所のお寺。
レンズはEF135mm F2L USM
設定はAv,F2,ISO100,AWB
レンズフィルター径72mm→ステップアップリング77mm→可変NDフィルター82mm→レンズフード
フィルターにはメモリが付いていますが、あてになりません。
何故か82mm径のレンズフードが付くのがありがたいです。
さっそくテストをします。
実測減光域:ND3(-1.3EV)~ND400(-9EV)※ワイドレンズでは使用可能域 ND3(-1.3EV)~ND32程度(-5EV)
横着をしてノーマル(フィルター無し)の状態をスルーして装着しっ放しで。
装着後一番明るい状態ND3(-1.3EV)…SS1/30
放水状態は一応止まっていますね。
メモリを中間程度まで回して…SS1/6
一枚目の-1.3EVから-2.5EVとなり無装着からは約-5EV弱と言う所か。
少し放水状態に動きが出てきた。
一番暗い状態まで回して…SS8秒
これで-8EVなので無装着からは約-9EVとほぼカタログ通りの値です。
更に滑らかま放水ですが、いまいち効果が表現出来ない。
小雨も降ってきたので水面が広く見えるアングルで。
同じくSS8秒にて。
ちょっと不思議な撮像になりました。単純にピントが薄いだけではありません。
水面に紅葉などの写り込みがあれば、もっと面白い撮像になったかな。
更になる鍛錬と精進が必要だな~。