滋賀県と隣県を結ぶ一般国道の中にはいわゆる酷道と称されるものがまだ幾つかあります。
その中の一本が2008年の秋に生まれ変わった国道303号線です。
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そして東日本大震災の直後(2011年3月26日)に生まれ変わったのが国道421号線です。
これは三重県桑名市から滋賀県近江八幡市に至る一般国道です。途中の三重県いなべ市には宇賀渓谷、滋賀県東近江市には愛知川渓谷などの景勝地があります。また永源寺の紅葉は有名でもあります。
今回は滋賀県・東近江から2t以上の車両は通行禁止であり、冬期閉鎖となっていた石榑峠(いしぐれとうげ)のバイパスとして開通した石榑トンネルを目指します。
<石榑峠コンクリートブロック>画像拝借
バイパスが出来るまではこのタイトなコンクリートブロックをすり抜けることに。側面には水平に付けられた筋状の傷が無数に見て取れます。
さあ~行こうか!
梅雨の合間の快晴とは行きませんが…
本日の走行距離は約112km。←Google マップへ
紅葉でも有名な永源寺・参道口
以前は殆ど通行不可の表示でした。
永源寺ダム
いよいよ奥永源寺へ
峠では登り坂2車線、下り1車線と走り易いです。
左は旧道で石榑峠へと向かい、右は石榑トンネル入口です。(滋賀県側より)
バイク含めてやはり三重県ナンバーに多く会います。
約4.2kmのほぼ直線のトンネル。
当たり前ですがカーナビは酷道とは別の山中を走っている模様。
普段から東近江から四日市方面に行くことが少なく、新しくなった国道を利用する機会も少ないと思いますが今回はネットで昼食場所を探しました。
トンネルを出てR306を四日市方面に約20kmほど走るとお目当てのラーメン屋さんが有ります。
博多ラーメン なみへい
11時15分頃に付くも既に27人・45分待ちと言われて今回はここしか候補を挙げていなかったので待つことに。
ハルは店前の街路樹の日陰で待機。※もちろん店内にも入りませんし、ラーメンも食べません。
おおよそお昼12時に入店出来ました。
博多ラーメン&半熟煮たまご、麺はふつうの硬さを注文。
博多ラーメン特有の細いストレート麺です。トッピングはチャーシューときくらげと博多ラーメンの証とも言えるたくさんのネギが白濁のスープの上に所狭しとのっています。
スープを最後まで飲み干すことができるほどさっぱりとした後口ですが、少し塩気が強いように感じました。
博多ラーメン独特の臭みや獣臭さが少なく物足らないです。やはり店頭から醸し出される強烈な臭いが特徴なんですがね。
混んだ店内を早々にしてR477・鈴鹿スカイライン経由で帰路に着こう思ったが途中で通行止めが判明、再びR421を引き返すことにします。
東近江に入り永源寺近くにあるジェラードで有名な池田牧場に寄ることに。
古民家風の店作りです。週末とあってここも混んでいます。
ハルはお店のオーナーさんに遊んでもらっています。
新しいバイパスで三重県側の道路状況は格段に良くなりましたが、滋賀県側ではダム沿いで一部道幅の狭い箇所も点在しています。
ワイディングを満喫するところまで行きませんが紅葉の時期には最高のツーリング・コースとなるでしょう。
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わかんない?
実際、本場の博多ラーメン店(それもチェーン店で無い店)では初めて行くと入店するのを躊躇うくらい強烈です。
だから本場の拘りを抑えてお客さんが入り易いようにマイルドにしてあるのでしょうね。
それでも癖になりそうです。