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「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (112) 長尾家 25

2024年06月15日 20時23分39秒 | 甲越軍記
 三条で長尾平六郎俊景が謀反の兵を挙げたと、早々に府中に注進があった
屋形の兵庫守定実(さだざね)は長尾晴景に、俊景註伐の兵を出すように命じた。

晴景は老臣諸将を招き軍議を開き、俊景討滅の兵を起こすことと定め、早速に先軍が出発した。
そんなとき、景虎が兄、晴景に密かに囁いた
「某が考えるに、城中の動静に不穏な空気を感じます、特に照田親子の動きに不審在り、その顔相には父為景討死の虚をはかり反逆を企てるのではないかと思います。
今、三条の反乱に兵を送っていますが、三条俊景がいかに謀るとも勢いは恐れるに足らず、三条周辺の城々に命じて囲ませておけば事足りると思われます
府内の兵は、この度は三条に送らず城中を固めることが肝要と存じます
照田には間者を入れて動向を探り万一、照田親子が反逆してもたちまち鎮圧して首を刎ねることができます、三条討伐は、その後でも間に合います」

しかし晴景は「汝、幼稚な心で人の顔色を見て、あれこれ申すは笑止なり
まして反逆とは言葉が過ぎる、人には喜怒哀楽あり、憂いや病の時には顔色さえず、日々変わるものである
ましてや余人は知らず、照田親子は父為景の時からの忠臣旗本である、彼ら父子に限り謀反などあるはずがない、汝も愚かな考えは捨てるべし」
と相手にしようとしなかった
府内の兵は続々と三条目指して発向していくのであった。

そもそも照田常陸介とは、その前は越前朝倉家に仕えた武士であったが、仔細あって朝倉英林の勘気を受けて、越後に流れ来た者である。
常陸介には二子あって、長男を久三郎、弟を久五郎という
その容貌は美麗な上に弁舌巧みの業を持っているので、流石の為景も騙されて兄には五十嵐の遺領八千貫、弟には頚城郡(くびき)の内に三千貫の領地を与えた。
親子らの威勢は為景が後援によって日々勢いを増し、ここに越後の名家、黒田長門守、金津外記、去る永正六年、猿ケ馬場にて討死して途絶えていた当家の家督を照田兄弟に与え、久三郎には黒田和泉守国忠と改めさせ本領の上に黒田の領地を積み与えた
弟、久五郎も金津伊豆守国吉と改めさせ本領に加え、金津の領地も重ね与えた。
このようにして照田親子の威勢は並ぶものない程に勢いづいたが、その重恩を忘れて更に上を目指し暗躍するところに、ある夜、和泉守の城戸を叩く者あり
これこそ越中の大将、神保修理の使者、松野小左衛門であった。


退院後の食事と体作り

2024年06月15日 06時02分42秒 | 病気と健康
 食べて良い食材と、食べてはいけない食材に二分したので結構気を遣う
当初は病院で出ていたのをまねて数日食べていたが、ほとんどが軟らかく煮た野菜
ブロッコリー、大根、人参、キューリ、玉ねぎ、ジャガイモ、長ネギ
2年前までならブロッコリー。玉ねぎ、長ネギは食べれなかったが、今は平気で食べることができるようになった
しかも空腹の病院で慣らされたから、今は家でも毎日食べている、それも大嫌いだった柔らかいとろける食感で・・・変われば変わるものだ。

それにしても、牛肉が食べたい、ウナギを食べたい、いかの天ぷらを食べたい
だけど全てダメ、脂がある食材、消化が悪い食材、揚げ物はすべてNG
刺身は脂が無い物なら良いというので、退院後初めて食べた
一人前パックで500円していたから、2匹入り300円の丸ものを買って、自分で刺身にしたから、安くて家族で食べることが出来た
私は量的に多くは食べられない、小鉢風に5品ほど少しずつ食べる
ごはんも、18日の第一回目の外来通院まで全粥で通そうとしている、

時々ラーメンを食べたくなる、週5回は食べていたラーメン
ラーメンは油脂が多い上に、消化が悪いと来ているから大腸の手術後には最も適さない食事だ
ところが我が家の台所、私の部屋には生めん、カップ麺、袋麺が幾つもある
いったいいつになればラーメン解禁なのか、賞味期限が切れる前に解禁してほしいが
ただ食べ物については最近神経質と言うか、慎重になっていて栄養士がダメと言ったものは自然に我慢できるようになった
また、良いというものは、嫌いだった食材でもおいしく食べられるようになった、これは不思議なことだ。
私が通っていた同級生の食堂にもずっと行かなくなった、きっと「どうしたんだろう」と思っているだろう、彼は私の入院を知らないはずだ

こんど、ある会で7月に歓送迎会をすることになった
私は秋まで酒宴には参加しないと言ったが、今回は本格的な日本料理のコースだというから参加することにした
さっぱりした白身魚のさしみはOKということだし、焼き物や煮物も脂が無ければ大丈夫だ
茶わん蒸しや吸い物も大丈夫、野菜の煮物ならなおさら良い
量的に食べすぎてもいけないから、そこは考えながら食べることにして、飲み物は皆さんは飲み放題にしたが、私については幹事がすでに店主に頼んで飲み放から外してもらった、ウーロン茶か番茶のがぶ飲みで宴席だ

11月には、この会の旅行もある、去年初めて行い評判が良かった
私が二日間運転手を買って出て好評だった、今年もやることが決定しているので、すでに8人乗りのレンタカーは先月中に予約してある
私としては、今年も運転をする気でいるから11月までに万全の体調づくりをしたい
「食べたい」「遊びたい」をエネルギーにして体の全快を計ろうと思っている
私にとって未知の病、18日の医師との面談で、これからの生活方法がわかる
まずは、そこに向けての体つくりだ

手術前68㎏だった体重が今は62㎏、6㎏痩せたが3㎏は不要物が体内に在ったのを取り出したので、実質3㎏の減だ
ありがたいことに胃から下のポッコリが無くなって、スマートなラインになった、この体形は維持したい
それに健康診断の度に62㎏が標準体重だから、そこまで減らすように言われていたから今がベストなのだ
不健全に痩せていなければ良しだ。

昨日は鳥ももの開きを買ってきて、塩こうじに付け込んで焼いたら旨かった
それで今度は豚肉の赤みを買ってきて、塩こうじ塗って寝かせた
塩こうじは肉を柔らかくして、しかも旨い、塩分過多に気を付ければよいおかずになる。
あとはヨーグルト系を毎日食べて腸内を整える。

今飲んでいる薬は一種類だけだが、これは肝臓の薬だそうだ
退院前、血液検査で肝臓数値だけが、標準の少し上に行っていたということで薬の継続となった、一時はかなり高かったが、ぐっと下がってあとひと踏ん張りだと医師が退院前に言った
薬の影響なのか?血圧と体温が低めだ、血圧は100台、体温は35.5度
但し体温は入院前からずっと私の平熱だから問題ない、血圧がもう少し上がった方が良い
入院前は110~120くらいだったから。あと少しなんだがなあ。
いずれにしても、今後は病院と仲良くしていくことになるだろう。

昨日の夕食  野菜の卵とじ ブロッコリー ナス田楽
ひきわり納豆、アジのさしみ 全粥 麦茶

夜來香---鄧麗君 Teresa Teng テレサ.テン(經典演唱會歌曲)