最近は父の三食毎に作っているので、毎回ヘルパーさんとも会って話す様になった
一日三回、同じ人が来ることもあれば、全部違う日もある
台風18号はさすがに大型だった、九州上陸前から遠く離れた我々の地域にも強い南風が吹き
今日の深夜に激しい風と共に通過していった
幸い我が地では少しの被害も無かった様だ
台風が過ぎ去り、雨が降り続けたが午後からは青空が顔をのぞかせた
関東や太平洋方面では30度越の真夏日になったらしいが、こちらは26度ほどで風も吹き
過ごしやすい午後であった
今日はヘルパーさんと台風について少し語りながら仕事
ヘルパーさんが「なんでいつも沖縄や九州まで来ると、方向を変えて日本に来るんでしょうかねえ?」
と待ってましたの質問、淺学にもかかわらず、もう得意になって説明を始める私
「ジェット気流というのがあって、それが台湾の方から日本に向かって吹いています、旅客機に
負けないくらいのスピードだから、台風はそれに乗って日本に来るんですよ。
まあ大きな川が流れていて、そこを越えることが出来ないで日本に流されてくる様なものですね」
「へえ! そうなんですか」と驚いた様な顔をするので、ますます調子に乗って
「日本が戦争に負けそうになった頃、日本中がアメリカに爆弾で焼かれたので、一矢を報くいんと
コンニャクを貼り合わせて風船を作って爆弾をぶら下げ、このジェット気流に乗せてアメリカを
爆撃するという計画で、いくつも飛ばしたんですよ。 ジェット気流は日本からアラスカ、アメリカと
流れていますからね、そしていくつかはカナダまで飛んで、森に落ちて火災を起こし、ハイキングの
子供が何人か死んだとか・・・・・成果はそれだけだったみたいですね」
「へえ~、そんな事があったんですか、初めて聞きました・・・いつ頃の話しですか?」
「・・・・・? 戦争中の話しです」
「そうなんですか・・!」
「黄砂が中国で発生して韓国から日本まで飛んでくるんだから、毒ガスを中国が飛ばせば韓国も
日本も簡単に全滅しますよ」
「あら怖い!」
「もっともそんなことをしたら北京も大連も青島も全滅しますから・・・・やりませんよ」
ジェット気流と偏西風が同じかどうかは知らないけれど、海外旅行というと東経120度~140度の
間を南北に移動するだけのせいぜい三泊五日が限界の私は、このジェット気流をいつも体感する
行きは遅く、帰りは早いというが、時差があるので本当のところはわからない
台風がジェット気流に乗るというのも、なんだか不思議な気がする
そもそも台風とは何なんだろう、雲? 低気圧って何なんだろうか 雲?
気圧が関係しているのはわかる。 ブラックホールと同じ原理? よくわからん???
簡単に口で言うけれど、理論的に語れと言われると浅学がばれてしまう
まずはそんな高度な人とは話さないことだね。