母の死と、父の入院が一緒になって、どこから手をつけていいのか迷走の日々
しかし肺炎の肺のもやもやが鎮まり、父の退院が4日に決まった、これで物事が少し前進しそうだ
高齢とはいえ父のワンマンは少しも治らない、だから大概のことは私が決めるが
最終的には父の承認が必要なのだ
三つ子の魂百までというが、まさに父はそれに当てはまる
三歳の時点で両親と別れて、慶応生まれの(父に言わせればヤクザ者の国定忠治)義祖父に
睨まれ、殴られて養った反骨精神は、93年の人生の背骨になっている。
母の納骨が1ヶ月後に近づいて、お墓を建てるのか、共同墓地でいいのかまずそこから決めて
行かなければならないし、他にも決めることは多い。
昨日は病院に行って、担当の若い女医と退院の話をした後、病室に行って父の今後の食事を
看護師と話し合った。
これからは誤嚥が一番怖いので、何もかも「あんかけ」の食事になる
昨日の病院の献立は「あんかけおかゆ+あんかけ豆腐+あんかけスープ+薬を混ぜて飲む
あんかけ茶+細かく切った桃)だったが、桃以外は完食、家にいるときより食欲が良い
退院後は私の仕事になる、父の食事造りの人生も悪くないか・・・・
父も家に帰ればまたヘルパー女史に囲まれた王様の生活に戻れる
「退院が決まったよ」と言ったときニコニコとした、気持ちはわかるよ、やっぱり家が
最高だよね。