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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

人間一寸先は闇だね 3横綱休場

2017年09月09日 08時22分29秒 | 大相撲

朝青龍、白鵬の2大最強横綱、不屈の日馬富士、そこに逸ノ城、照ノ富士という

次世代横綱と目される怪物が登場してきて、10年どころか、この先日本人横綱は

現れないと思うほどモンゴル力士の台頭は華々しかった。

しかし白鵬に陰りと奢りが見え始めた頃から、弱小日本人三大関に異変が起きた

まず琴奨菊が10年ぶりの日本力士の優勝を果たし、翌場所次第では横綱という

相撲界の早すぎる期待がおこった。

ゴルフの二段グリーンの境目にあるボールみたいだと思った、少し風が吹けば一気に

ボールは転がり落ちる場所、風が吹く前に急いでマークしてしまえという考えに似ている。

無茶と言えば無茶だ、何回も角番になり、この優勝までも7勝~9勝しかできない大関だった

優勝に結婚と二重の喜びも束の間、案の定横綱とりに失敗、それからケガが再発して

横綱どころか大関陥落、今場所は三役からも陥落して平幕だ

次にまたしても角番大関の奇跡の優勝、今度は豪栄道、こちらも琴奨菊同様の弱小大関

それが優勝して、またしても角界は二段グリーンのボールを持ちだした。

しかし実力無く横綱挑戦失敗、唯一日本人大関で横綱級の力を持ち、無休場という体力的にも

優れた稀勢の里だけが取り残されたのは皮肉だった。

それでも白鵬休場、照の富士や逸ノ城などが体を壊して昔の面影が無くなると、その力を

発揮、大器晩成ついに二場所連続優勝で横綱を手にした

これで盤石の白鵬.稀勢時代到来かと期待が高まったのに、思いもかけず稀勢の里は

日馬富士に壊されてしまった、油断と言えば油断だ、格闘技は油断すると大けがにつながる

あれだけ本気になった稀勢の里が横綱になって気の緩みが出た、もとのコンニャク力士

になった途端、厳しいモンゴル魂の餌食になったのだ。

 

今場所は30代の四横綱のうち3人が休場という珍記録、鶴竜はもう引退しか無いのは1年前

からわかっていたが、稀勢の里は意外だった。

このままでは何の見せ場も無く引退もある、そうなれば相撲界のレベルは一気に下がる

白鵬も盤石では無い、日馬富士も力が衰えている、輝ノ富士は強いがやはりケガが心配だ

大関陣は横綱級がいない、今若手が伸びてきている、それも日本人に個性的なのが多い

一番手は御嶽海だろう、正代はいいものがあるから精神面を鍛えなければならない

ちょっと稀勢の里に似たところがある、あきらめが早く粘りが無い、欲が無い

横綱が二~三人やめれば高安にもチャンスが出てくる、貴景勝、豊山のライバル同士の

出世争いも見物だ。

今場所は北信越の関取が勢揃い、それも活きの良い若手ばかりでこれからが楽しみ

長野の御嶽海を筆頭に、新潟の豊山、富山の朝乃山、石川の遠藤と輝

福井県頑張れ!!!

相撲界も今、大きな転換期、維新を迎えている。