【写真:死亡ひき逃げ事件の逆転有罪判決を受けて会見する遺族=19日午前11時5分、大阪市北区】
滋賀県草津市で平成21年11月、歩行中の夫婦2人を軽乗用車ではねて死傷させたまま逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われたパート従業員、古島美和被告(32)の控訴審判決公判が19日、大阪高裁であった。上垣猛裁判長は「人をはねたかもしれないとは認識していた」として、古島被告を無罪(求刑懲役1年)とした1審大津地裁判決を破棄、懲役6月の実刑を言い渡した。
大津地検は当初、古島被告を自動車運転過失致死傷罪のみで起訴し、禁錮2年の実刑が確定。一方で不起訴処分(嫌疑不十分)としていた道交法違反の罪については遺族の陳情などを受けて、昨年7月に一転起訴したが、大津地裁は同12月「被害者を認識していたとはいえない」として無罪を言い渡していた。
判決によると、古島被告は21年11月、草津市の市道を歩いていた総三保二さん=当時(69)=夫婦を車ではね、救護せずに立ち去った。
判決後、遺族は「今日まで長い戦いだったが、実刑になったことはよかった」と話した。
【関連ニュース番号:1012/220、10年12月26日:1012/181、10年12月21日】
(7月18日付け京都新聞・電子版:20日付け朝日・電子版なども報道)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110719/shg11071913580002-n1.htm
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001107200001
滋賀県草津市で平成21年11月、歩行中の夫婦2人を軽乗用車ではねて死傷させたまま逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われたパート従業員、古島美和被告(32)の控訴審判決公判が19日、大阪高裁であった。上垣猛裁判長は「人をはねたかもしれないとは認識していた」として、古島被告を無罪(求刑懲役1年)とした1審大津地裁判決を破棄、懲役6月の実刑を言い渡した。
大津地検は当初、古島被告を自動車運転過失致死傷罪のみで起訴し、禁錮2年の実刑が確定。一方で不起訴処分(嫌疑不十分)としていた道交法違反の罪については遺族の陳情などを受けて、昨年7月に一転起訴したが、大津地裁は同12月「被害者を認識していたとはいえない」として無罪を言い渡していた。
判決によると、古島被告は21年11月、草津市の市道を歩いていた総三保二さん=当時(69)=夫婦を車ではね、救護せずに立ち去った。
判決後、遺族は「今日まで長い戦いだったが、実刑になったことはよかった」と話した。
【関連ニュース番号:1012/220、10年12月26日:1012/181、10年12月21日】
(7月18日付け京都新聞・電子版:20日付け朝日・電子版なども報道)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110719/shg11071913580002-n1.htm
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001107200001