大津市の坂本地区を中心にニホンザルの群れ(大津E群)が出没して、民家や農作物に被害を与えている問題で、県は9月27日、猿による被害を軽減するために、生きたまま捕獲して檻で飼育することを大津市に許可しました(ニュース番号0606/16、6月29日を参照)。
大津市は当初、猟銃で群れの一部を銃殺することにより個体数を減らして猿による害を軽減することを計画していました。しかし、動物保護団体や市民らから銃殺に強く反対する声が相次いで寄せられたことから、目片信市長が殺さずに捕獲して檻で飼育する方針に変更し、この方針変更に対する県の許可を求めていました。
捕獲期間は9月27日から来年3月末までとされています。ニホンザルが生息する山中に、十数メートル四方の大型の檻を設置して捕獲を行います。捕獲による猿への威嚇効果が落ちないように、捕獲後は新たにゴム弾による威嚇が行われることになっています。
捕獲したニホンザルのうち12匹を同市山上町の市営放牧場に設ける檻で飼育する方針です。このため、牧場内に11月中旬の完成予定で、飼育施設の建設が進められています。
(9月28日付け読売新聞などが報道)
大津市は当初、猟銃で群れの一部を銃殺することにより個体数を減らして猿による害を軽減することを計画していました。しかし、動物保護団体や市民らから銃殺に強く反対する声が相次いで寄せられたことから、目片信市長が殺さずに捕獲して檻で飼育する方針に変更し、この方針変更に対する県の許可を求めていました。
捕獲期間は9月27日から来年3月末までとされています。ニホンザルが生息する山中に、十数メートル四方の大型の檻を設置して捕獲を行います。捕獲による猿への威嚇効果が落ちないように、捕獲後は新たにゴム弾による威嚇が行われることになっています。
捕獲したニホンザルのうち12匹を同市山上町の市営放牧場に設ける檻で飼育する方針です。このため、牧場内に11月中旬の完成予定で、飼育施設の建設が進められています。
(9月28日付け読売新聞などが報道)