滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【0610/30:天保義民祭】農民一揆から165年、湖南と野洲で15日、犠牲者しのぶ「天保義民祭」

2006-10-17 01:09:31 | Weblog
江戸時代後期に起きた県内最大の農民一揆の犠牲者をしのぶ「天保義民165年祭」が10月15日、湖南市と野洲市で営まれました。

一揆は天保十三年(1842年)10月14日の深夜から16日朝にかけて、庄屋11人と農民1万2000人が幕府の不当な検地に抗議して起こしました。「検地10万日延期」の証文を取り付けましたが、首謀者8人が処刑されました。

湖南市三雲の顕彰碑前での義民祭(JA甲賀主催)では、犠牲者の子孫や社会見学の甲南第一小の児童ら120人が参列しました。子孫代表の黄瀬平治郎さん(84)が「あなた方の勇気を見習い、奉仕の心を子や孫に伝えていきたい」と挨拶を行い、出席者が献花しました。

野洲市三上の義民碑前では、子孫3人を含む約70人の住民が出席しました。一揆の指導者とされる土川平兵衛の子孫の挨拶と献花の後、近江むかで太鼓保存会の児童らが「義民太鼓」を演奏しました。

(10月16日付け京都新聞が報道)

【0610/29:栗東市長選】10月15日告示、新幹線新駅を争点に自民、民主、共産推薦の三人が立候補

2006-10-17 00:47:36 | Weblog

10月15日に告示された栗東市長選に、新幹線新駅計画の「凍結」を訴える前市議の田村隆光氏(49)=民主・社民推薦=、計画の「中止」を訴える元県労働組合総連合事務局長の杉田聡司氏(58)=共産推薦=、計画の「推進」を訴える現職の国松正一氏(59)=自民推薦、公明支部支持=が立候補しました。

三人の陣営はこの日の出陣式でそれぞれの立場を強調しました。

田村氏の出陣式では、民主党市議や社民党県議、嘉田知事の支援団体の代表らが次々に挨拶しました。民主党の三日月大造・衆院議員は「新駅への投資は否定しないが、今はお金がない。とまって考えよう」と訴えました。

杉田氏の出陣指揮では、支持母体である「新しい栗東市政をつくる会」の高谷清代表が「(新幹線新駅前の)土地取得などの疑惑にまみれた街はやめにし、安心でき、生きがいを持てる街に」と訴えました・

国松氏の出陣式では、宇野治・自民党衆院議員が「明るい未来のため、子や孫のために駅を造ろう」と訴え、山崎甚右衛門・野洲市長、谷畑英吾・湖南市長、自民、公明両党の市議らも応援の挨拶をしました。

投票日は10月22日であり、即日開票されます。10月14日現在の有権者は4万6637人です。

(10月16日づけ各紙が報道)