滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0610/28:介護保険改正問題】嘉田知事が軽度者への介護ベッドなどを給付対象外とすることを肯定

2006-10-16 01:38:44 | Weblog

介護保険の改正で、10月から「軽度者」が利用する車椅子や電動ベッドなどが保険給付の対象外とされるようになり、自己負担ができなければこれらの用具が利用できなくなる問題で、桐山ヒサ子県議が10月4日の県議会で県の助成を求める意見を述べました。同議員の質問に対して嘉田知事は「福祉用具に頼った生活により、場合によってはその人の生活機能、身体機能を維持できなくなることがある。今回の改正により、適正な(介護保険の)利用の観点から、軽度者の利用については、原則的に保険給付の対象外とされた」と答弁しました。

(10月15日付け滋賀民報が報道)

【0610/27:国旗・国歌問題】嘉田知事が県議会質疑で「国旗・国家への敬意は当然」と答弁

2006-10-16 01:09:32 | Weblog
嘉田知事は10月4日の県議会で、自民党・湖翔クラブの滝一郎議員が「国旗・国家」を強制する東京都教育委員会の通達は違憲とした東京地裁の判決を批判しつつ、滋賀県での「日の丸・君が代」の徹底を迫る主張を行い、国旗・国家に関する知事の考えを尋ねました。嘉田知事は滝議員の質問に対して「国家・国旗について、これを大切に扱い、敬意を表することは国民として当然で、自然な感情だと考える」と延べ、また「国旗の掲揚、国家の斉唱は教育委員会において適正な対応がなされている」と答えました。

東京地裁による判決では、「君が代や日の丸」が「皇国史観や軍国主義の精神的支柱」として用いられてきたことは「歴史の事実」と指摘されており、懲戒処分までして(君が代を)起立・斉唱させることは思想・良心の自由を侵害する」とされていますが、「滋賀県教育を考える議員連盟」の会長でもある滝一郎議員は、石原東京都知事を「教育再生に熱心に取り組んでおられる知事の一人で尊敬している」と述べたうえで、「日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てる」、「国際社会で尊敬され信頼される日本人の成長するためには『国家・国旗』に正しい認識を持たせる」などと主張しました。

(10月15日付け滋賀民報が報道)




【0610/26:栗東市長選】知事の後援会が10月13日、連合や民主が推薦する田村隆光氏推薦を発表

2006-10-16 00:35:55 | Weblog

7月の知事選で嘉田由紀子知事を支援した「対話でつなごう滋賀の会」(寺川庄蔵代表)は10月13日、栗東市長選で前市議ですでに連合や民主党の推薦を受けている田村隆光氏を推薦することを発表しました。嘉田知事も田村氏を「声援する」との意向を示しました。寺川代表は、田村氏が新幹線新駅について「中止を含めて検討する」と明言したことなどを推薦理由に挙げました。

(10月14日付け朝日などが報道)