人生設計図

　13年前東京からUターンしたときにお世話になった会社が山形にある。人材紹介コンサルタント会社。言うなれば、民間のハローワークだ。そのお世話になった会社の方が、先日久しぶりに当事務所を訪問してくれた。

　お世話になった当時の資料が未だに残っている。作成した履歴書、職務経歴書、自分のそれまでの棚卸しの資料等々…。懐かしくそのときの資料を読み返すと将来の人生設計図があった。13年前に自分で作成したものである。

　

　その設計図には、39歳にして独立起業とあった。

　実際に独立起業したのが40歳。ジャストでは無いものの1年しか誤差はなかった。目標を形にすることって大事だとよく言われるが、設計図通りになってることに驚いた。

　その設計図には続きがあった。45歳で法人化。

　これは47歳になった今実現していない。実際に独立起業して気持ちが変わった部分もある。法人化してもしなくても、やるべきことや今の現状はほぼ変わらないと判断してのこと。つまりこの目標の未達成は自分の中での確信犯だ。

　その資料を人材紹介会社の方に見せると、良くできてる資料だと感心しきっていた。そりゃそうだ、13年前にその方のボスに教えられ作った資料。

　13年前、藁にもしがみつく思いで叩いたその会社の扉。今こうやって設計図通りの歩みを進められているのもこの人材紹介コンサル会社のおかげ。

　34歳の私が作成した人生設計図は46歳までで終っていた。47歳になった今、新たな設計図を付け足そうと思っている。


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