徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

世代交代はできるのか

2015-01-27 08:50:03 | 今日のひとり言・雑談
 8強止まりに終わったアギーレ・ジャパンのアジアカップ。19年ぶりの早期敗退となった。

 アギーレ監督が招聘された直後の代表メンバーは、フレッシュな顔が並んだなという印象だったが、アジアカップを見据えた時期になって以前のメンバーにガラッと変わった。

 勝つことと育てることを同時に行うことは難しいが、あまりにも目先の勝利優先に方向転換し過ぎではと思った。アジアカップをTV観戦するに伴いその問題は顕著に感じた。

 中盤の要、遠藤。今回は今までよりも高い位置での起用だった。攻撃の起点になって欲しいということだろう。遠藤の動きは年齢を感じさせない十分なものであった。

 

 戦況を判断ながらの遠藤の硬軟自在のパス、そして時にはシュートを積極的に打ってくる姿はさすがと思えるほど冴えていた。ベテランの経験と言ってしまえばそれまでだか…。試合終盤に遠藤がベンチに下がると、極端に攻撃のリズムが悪くなる。

 チーム全体の状況を判断し、全体の速さを切り替える役割をできるのは、本田でも香川でもなく残念ながら彼しかいなかった。

 彼も明日28日に35歳を迎える。その遠藤も2006年ドイツW杯では唯一、フィールドプレーヤーで出番がないという辛酸を舐めさせられた。それがあったから今があるのかもしれない。

 遠藤に代わる逸材として柴崎の名前が挙がるが、まだJAPANのレギュラーとして信頼を得ていない。この大会の敗戦をいい機会として柴崎を固定してもいいのではと思うが、アギーレの目にはどう映っているのか。

 乾、武藤、そしていつになっても代表に招集されない宇佐美…。この敗戦が若手にはいいチャンスになることを願うのである。

 
コメント
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