徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

庭が連なる平屋現場日記201006~杭工事

2020-10-14 08:29:48 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 フラット35Sの設計審査に1か月を要した庭が連なる平屋。審査が通り本格的に工事が始まった。

 まずは杭工事から。杭芯のチェックを前日に終え、この日から杭打ち。今回は場所打ち杭を採用している。

 

 まずはケーシングと言われる筒状のものを地中に埋めていく。このケーシングの先端には土を掘る羽のようなもの設置して、掘りやすいようにしてある。

 ケーシングを所定の深さまで埋め込むと、筒の中にコンクリートを充填。

 

 その後にケーシングを抜き取る。これが杭1本の一連の作業である。 

 今回の住宅はこの場所打ち杭を111本打ち込んで行く設計。

 予定では1日≒16本打ち込む計画で、すべての作業が終わるのに一週間。

 地盤補強は見えない部分の作業だが、これを怠る訳にはいかない。

 建物の見える部分ではなく、見えない部分にも結構なお金と作業がかかっているのだ。

 さて、工事が順調に進めば来年の4月に完成する「庭が連なる平屋」。今から完成が待ち遠しい…。

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