徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

不運、悲運、ついていないで片づけて欲しくない…-2

2020-05-21 09:00:52 | 愛しき野球おバカ達
 既報道の通り、今年の夏の甲子園大会の中止が決まった…。春の選抜大会に続いて。

 昨今のコロナ禍の状況では何となくわかっていたものの、納得しきれないモヤモヤした気持ちが込み上げてくる。

 高校野球には一つの学生スポーツには止まらない、日本独特の文化がある。

 各都道府県の代表を地元の人々が熱くなって応援する。もちろん出場校においては学校を挙げての応援。一球一打に一喜一憂する。

 

 ある学校の先生が言っていた、全校応援をしてもらえるのは野球部だけだと…。

 確かにそうだ、野球部だけなんだ。だから野球部は皆に応援してもらえる人間にならないとダメだとも…。

 さて、話を戻そう。夏の甲子園が中止になった。

 

 インターハイも中止が決まっていただけに、野球の甲子園だけが特別扱いされることは全体バランスの中で良しとしなかったのだろう。

 中止ありきの大人の判断…、そんな感じがして胸が痛むのだ。

 時期をづらして、規模を縮小して、感染対策をして、何かをして、あれをして、という代替開催案が正直欲しかった。

 中止の発表した日本高野連が、地方に対して救済措置の地方大会開催には支援を検討するとしているが、妙に他人事で選手達の舞台づくりを地方に押し付け責任逃れしているような感じがして後味が悪い。

 にしても、選手たちには最後の舞台を整えてあげたい。これから再開される練習を意義のあるものにするためにも、どんなに小さくてもいい。

 高校野球は日本のスポーツ文化であり、もはや夏の風物詩だ。地方球場に球児たちの笑顔が、ハツラツとしたプレーが戻る舞台を周囲の大人たちで作り上げたいものだ。
コメント
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