ボランティア1万人辞退 コロナ感染不安
6月2日、東京2020大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は、競技場などで運営を支える約8万人の「大会ボランティア」のうち、約1万人が辞退したと明らかにした。新型コロナウイルスの感染に対する主な理由と思われるがボランティアの1割離反する異常事態になった
武藤氏は辞退の理由について異動や進学などの影響にを上げる人もいたが、「コロナ感染への不安があるのは間違いない」と認めた。2月には森喜朗前会長の女性蔑視発言で辞退者が約1000人に上った。そして、変異株の広がりなどで感染拡大が収まらず、ボランティアに対するワクチン接種や検査体制など感染防止対策示されない中で不安が増して、辞退者が続出した。
大会組織委員会の武藤事務総長は、大会運営への影響について、海外からの観客の受け入れ断念を決めたこともあり、「当初の計画が簡素化されたので問題ない」としている。
東京大会は延期前の当初計画では、過去最大規模となる約11万人が運営を支える計画だった。競技会場などで運営に関わる大会ボランティアが8万人、駅や空港で観光案内を務める、自治体が募集する都市ボランティアが3万人としていた。
大会ボランティアに対しては、5月にユニフォームなどを配布し、6月には各競技場で「会場別研修」が始まる。地方に住むボランティアは、交通費、宿泊費を自己負担して東京などに来なければならない。
ボランティアに皆さんは「会場別研修」のタイミングで、改めてボランティアとしての活動を継続するのか、熟慮して判断して欲しいと考える。
出典 東京2020大会組織員会
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2021年6月3日
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廣谷 徹
Toru Hiroya
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