TRIUMPH・1962 Trophy TR6/SS 続・トライアンフメンテナンス祭り9

2022-04-03 16:43:15 | バイク:モーターサイクル

  晴れ。午前中は寒かったが、昼頃からは暖かくなった。

 青森県新型コロナウイルス感染者数は、まだ公式発表されていないので不明です。私はずっとアトリエとバイク小屋にいました。

 今日も天気が良かったので、気温が上がった午後からトライアンフのメンテナンス作業を実施しました。ギトギト系のメンテナンス作業です。いつやっても嫌な作業ではありますが、必要なので実施します。と、いうか私は油絵といい、何かにと油まみれになっているような気がします。きっと気のせいだと思います。

 

 早速ギトギト。レバー類の清掃とグリスアップです。私は古い歯ブラシで、ボルトのネジ部分も清掃します。綺麗にして、新しいグリスを塗りたくります。ちなみにこの作業をマメに継続しているとレバー類のガタつきがかなり抑えられます。こんなに簡単な作業で余計な費用が必要になるのならば、手間を惜しまずギトギトに耐えてグリスアップすべきだと思いますが、私が見る限り、青森ライダーでこの部分をきちんとご自分でグリスアップしている方を見たことがありません。不思議ですが、そこは人それぞれですので否定はしません。

 

 スイングアームピボット部分をギトギトさせます。やる気のない左側のニップルからは注入できませんが、充填されるとニップルからグリスが出てきます。

 

 こんな感じでギトギトします。酷い有様ですが、きちんと掃除します。このまま走ったらひたすらゴミを呼び込むだけですからね。

 

 ギアオイルの交換はこんな感じで地べたに横になるしかありません。クラシックバイクらしく、ひたすら整備性が低いですから。

 

 相変わらずやる気のないボルトです。全く工具が入りません。

 

 ギアオイルを抜きます。綺麗なのは、交換してからまだ幾らも乗っていないからです。でも交換します。基本的には年一回でいいらしいのですが、こんなのをケチっても仕方ないので私は毎回交換するようにしています。

 

 ギアオイルは高粘度なのでなかなか抜けません。その間に、地味な部分もグリスアップします。クラッチのギアボックスレバー末端です。綺麗に掃除してから、ブルーグリスを塗りたくってギトギトさせます。

 

 エンジンオイルも抜きます。ご覧のように、オイルタンク内はスラッジで酷い有様です。綺麗に清掃します。

 

 エンジン下からもオイルを抜きました。今回はメタフォームガスケットを交換します。例によって素直に取り付けられませんので、機体に合わせて穴を広げたりする必要があります。無事に装着し、エンジンオイルも投入しました。

 昨日閉じたプライマリーカバーの液体ガスケットも固まっていますので、プライマリーオイルも投入。勿論、ギアオイルも投入済みです。全部の汁が投入されましたので、空キックでエンジンオイルを循環させました。この他、ドライブチェーンの清掃も完了しています。これでギトギト系のメンテナンスは全て完了となりました。エアクリーナーエレメントを取り外し、洗浄して現在乾燥中です。乾燥にはしばらく時間が必要ですので、次回、エレメントとタペットクリアランス調整を実施します。バッテリーも充電済み。

 ややお疲れ気味ですが、これから軽くウォーキング、行ってきます



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