晴れ。物凄く晴れた。
昨日書いた、百年前の鉱石ラジオ復刻話ですが、やっぱり今日も見てしまいました。どうもあのデザインに惹かれます。レトロファンでは決してなく、単に好みのデザインがたまたまいわゆる「レトロ」なものであるというだけなのですが、最近の「近未来的(?)」デザインには正直辟易させられているので、そっち方面に流れてしまっているのです。デザイナーの独りよがりな印象が拭えず、反発してしまっています。
車も旧車的な外観で生産すれば、売れると思うのですがどうなんでしょう。復刻、とか言って妙な「近未来的(?)」なデザインで発表する場合が多いですが、ファンはそんなのは望んでいないはず。デザインに古いも新しいもなく、いいものはいつの時代に見ても、やっぱりいいものなのだと確信を持って言えます。私は倉俣史朗さんのデザインが好きですが、「ミス・ブランチ」なんてプラスチックの中に造花の薔薇が封入されているという、あまり高価に思えない仕様ですが、デザインの美しさから、今もなお古い印象を受けません。おそらく、ああいうデザインって一人のデザイナーが生涯において一つか二つくらいしか考えられないのではないだろうか、そう思います。だから傑作で、いつの時代、どんな時代においても見る我々の意識が更新されていくのだと思います。
疲れることが多い最近の業務状態ですので、早めに休みます