次々に読む

2019-07-24 18:45:35 | 読書、書物

  晴れ、時々雨。降ったり止んだりの奇妙な天候だった。それにしても暑い。

 アガサ・クリスティー著「予告殺人」をいつのまにか読み終えてました。テレビドラマで犯人は分かっていましたが、クリスティー文庫で読むのとは違います。散りばめられた犯人特定のための重要な言動や出来事。テレビドラマで知っていたので注目出来ますが、予備知識無しで読んでいたら気にも留めなかったと思います。犯人の意外な動機など絶対分からない。次は小学館から発売されている、新古典集成より「竹取物語・伊勢物語・大和物語・平中物語」を読んでいます。かなりまえに新潮社から発売された古典集成・源氏物語より読みやすい構成になっていて、楽しいです。ちんぷんかんぷんの和歌、当時の日本人が持っていた情緒にも触れられます。

 就寝前読書は太宰治著「駆け込み訴へ」を読み終え、三島由紀夫著「戯曲・黒蜥蜴」を読んでました。読む舞台という謳い文句も書かれている通り、場面が想像出来るのが楽しいです。

 

 高価な版も持っていますが、今回は廉価版で。舞台では黒蜥蜴を美輪明宏さんが演じているらしいので、一度見てみたいですね。ちなみに、江戸川乱歩全集にも掲載されていた黒蜥蜴とはちょっと違っています。より渋い感じにまとまっていますが、私はこちらの方が好みですね。

 就寝前、次は三島由紀夫著「豊饒の海1 春の雪」を。これは文庫版ではもう読んだのですが、旧仮名使いでも読みたくて、当時ものを購入してあった次第。ま、四巻セットで二千円という価格だったので、特にダメージもありません。ブックカバーを製作して読みます。

 今日はダンジョンで疲れたのでゆっくり過ごします