晴れ後曇り。先ほどまでパラパラと雨が降っていた。非常に暑い一日だった。
三島由紀夫著「盗賊」を読み終えました。様々な感情や心理が交錯し、複雑な構成ですが、そこはさすが、きちんとした意図を感じますし、最後の最後でなるほどと納得出来る内容でした。筆者特有の硬質な文体が本作品では強すぎる感があってやや読み辛かったです。何度も戻ったりしてる間に時間がかかってしまいましたが、意欲は伝わってきましたね。まだ大量に買い込んでありますので引き続き読んでいこうと思います。
続いて開いたのは久々に「江戸川乱歩全集」です。冒頭の「堀越捜査一課長殿」以外は全て少年探偵団ものなので、軽く読み飛ばします(笑)。なぜなら、もうこのシリーズは飽きてますんで。「堀越捜査一課長殿」はのっけから展開が分かってしまいましたが、少年探偵団ものの連続で飽きていたこの全集ではなぜか新鮮に感じてしまいます。その感覚って、おかしいんですがね。
就寝前読書J・R・R・トールキン著「指輪物語 旅の仲間(下)」もいよいよ終盤、ロリアンから小舟で出立する場面です。ガラドリエルの奥方が旅の仲間たちへ渡す小物がいちいち小洒落てます。
日曜日、晴れた場合出撃する地味な短距離の「高山稲荷神社参拝ツーリング」ですが弘前方面隊の皆さんは割と来てくださるようで寂しくありません(笑)。あとは晴天を祈るばかりです