TRIUMPH・1962TR6SS トライアンフメンテナンス祭り1

2018-03-21 17:35:56 | バイク:モーターサイクル

  晴れ。割と暖かく、風もなく、過ごしやす陽気だった。

 午前中は雑然としていたアトリエ(部屋)を清掃、整理。自作の棚が崩壊したという衝撃的事件以外は無事に完了しましたが、その棚が昨日しなければ物を載せられないので整理が終わりません。本の整理が今後の課題です。

 昼食後、いよいよトライアンフTR6SSの乗り出し基本メンテナンス作業を実施。十年近く連れ添って毎年メンテナンス祭りを開催していた、SR400とお別れしたのはご周知の通りですが、ほぼ触れたことのない車両の整備はドキドキの連続です(笑)。今日は簡単な各部グリスアップと、久々のエンジン起動まで。

 

 レバーを外し、清掃後、新たなグリスを充填しました。整備マニュアルはありませんので、バラす前によーく見つめてどんな構成になっているのかを観察後に決行。ボルト類はナメやすいらしいので、ビビりながらそっと回します。

 

 ケーブルの太鼓とワイヤー部分をチェック。丁寧に製作していただいたので、全く問題ありませんでした。ギトギトとグリスを塗りたくって組み付けました。

 クラッチ、フロントブレーキのレバー周りのグリスアップは完了。チェーンを清掃し、チェーンオイルを吹き付けて余分な油を拭き取る、という部分はSRと何ら変わりません。ついでに各部駆動部分にスーパーゾイルを吹き付けておきました。ちなみにこのスーパーゾイルですが、ゴム類との相性が悪い場合がありますのでゴムが使われている部分については注意が必要。SRに吹き付けたら一部、ゴムが溶けた部分が発生しましたので。そんな訳で金属部品同士の駆動部に吹き付けてます。

 色々と分解してグリスを塗りたくりたい所ですが、戻せなくなりそうで怖いので先送りしました(笑)。

 

 スイングアームモデルのメンテナンスの肝。スイングアームピボットにあるニップルからグリスを注入します。写真奥、グリスガン接続不能のニップルから青い液体が垂れているのが確認出来ますでしょうか。写真右、グリスガンの先端部のすぐ左側からもグリスが溢れます。充填完了、ということです。ちなみに使用しているグリスはワコーズのブルーグリスです。バイク屋さん(トラヴィス・サイクルズさん)が使っているのもどうやらこのグリスっぽかったので使用。ちなみに、割と高級です……。

 この後、エンジンを起動。およそ三週間振りでしたのでボフボフ……、とやや不機嫌な状態が少し続きましたがアイドリング調整だけで無事に覚醒しました。キック十発位かな? もう少し暖かくなれば始動性は向上しますし、そもそも三週間も間を空けていたのが間違いです。

 ついでにスーパーカブもエンジン起動。少し暖気した後、バッテリー充電のためバッテリーを外しましたがケーブルの取り回しが最悪で、アレでは絶対にバッテリーを外せません。と、いうか取り回しの位置を絶対に間違っていると思われます。スバルでさんざケーブルカプラーを差しまくった経験上、取り回しは非常に重要です。とりあえず何とかカプラーを外してバッテリーも取り出しましたが、アレは何とかしなければなりませんね〜。

 そんな祝日もあっという間に時間は過ぎました。さて、ウォーキングして自転車乗ってゆっくり休みましょうか