SFのパパ

2012-03-25 16:09:36 | 読書、書物

  雪時々曇り。断続的に雪が降っている。

 今日の洋画劇場はかなり前に一度見たが、けっこう面白かった気がする。ジュール・ヴェルヌ著「地底旅行」が下敷きとなっている映画。ジュール・ヴェルヌの書いた書籍の日本語訳はけっこうな数を読んだ。同じくSFの父、H・G・ウェルズも同様であるが。そんな昔に「地底旅行」のような作品を生み出せたヴェルヌ氏はかなりの研究をしていたし、想像力もあったと容易に想像できる。現代から見ればちょっと陳腐な部分があるのは仕方の無いところであるものの、生み出された時代を考えれば偉大な作家だ。少年科学雑誌のようなものを読み漁って大きなビルの間を縦横無尽に走る透明な円筒の中を流線型の乗り物が走っている未来社会を夢見た者としてはヴェルヌ氏を尊敬してやまない。