マザー テレサさんの言葉

マザー　テレサさん

あの方の様な生き方を選択し、実践し、全うするとは、

どういう事なのか？

あまりにもすご過ぎて、

私と同じ人間の延長線上にある方だとイメージするのが難しいです。

人間はあんなにも純粋な心を持ち続け、

その心のままに行動する事ができるものなのか．．．


ドン　ボスコの想いが生きているサレジオ小中学校のクリスマスの集いで紹介された

マザー　テレサさんの言葉の中で

繰り返し出てきて　印象に残っているフレーズがあります。


　　　　『　良き行いをした時

　　　　　悪く言われたり、
　
　　　　　恩知らずな仕打ちを受ける事も

　　　　　あるかもしれません。

　　　　　でも、そんな事は気にしないで、

　　　　　良き行いをし続けなさい。　』

ついでに もう一つ

　　　　『　祈るために　

　　　　　まず必要なのは　沈黙です。

　　　　　祈る人とは、

　　　　　沈黙の人　といって良いでしょう。　』


　　　　　有難うございます。

大いなる自己

ハリウッド女優のシャーリー　マクレーンさんをご存じでしょうか？

メジャーな映画に多く出演しており、女優さんとして地位も名誉も手にした方です。


シャーリー　マクレーンの著作 『 アウト オン ア リム 』 は日本でも話題になった

ベストセラーです。

（ずいぶん昔の話で恐縮です。わたしは２０年程前に読みました。）

　精神世界・自分自身への長い旅

　神秘体験と出会いを通じて 霊性に目覚めていき

新たな道を歩み出す過程が書かれています。


私はその続編

『 ダンシング　イン　ザ　ライト 』 と 『 ゴーイング　ウィズイン 』と共に

一気に読みました。

当時の私にとって 内容は濃く、衝撃的で、魅力的でした。

(嘘だ～と思う部分もありましたが．．．）

しかし、初めての話ばかりで 一人ではチャクラを感じるのも何だか恐くて

ちょっと やってみよう とさえ しませんでしたが、

　「日本にも教えてくれる場があれば良いのになぁ～」

と思っていました。


しかし、あんなに一所懸命に読んだのに、

殆どの内容を忘れてしまったぁ～。

ただ、次の２点だけは強く深く刻み込まれたのです。


　“自分こそが自分の先生であり、あなた自身が神である”

　“自分の中に居る 大いなる自己”


そして、

　“私の中の 大いなる自己 に出会いたい。” と強く願い、

　“死ぬまでに 絶対に私の中の 大いなる自己 に出会うぞ。” と決めたのです。

手段も方法も知らなかったのに　決めた　のは滑稽でもありますが、

とにかく　その時 決めました。


あなたの中の　大いなる自己　＝　真我　＝本性（ほんせい）　＝　魂

純粋で偉大な存在に出会いたくありませんか？

モリー先生

　本 『 モリー先生との火曜日 』　を知っていますか？

　発売当時 話題になりましたよね。

　読まれた方も多いと思います。

　モリー先生の言葉や問いかけ、実践された事は

　当時の私に 新鮮で 衝撃的で 重くて 光っていました。

　本の中から少し紹介します。


　　『 我々のこの文化は、人々に満ち足りた気持ちを与えない。

　　　文化が役に立たないなら、そんなものいらないと言えるだけの強さを持たないといけない。』


　　モリーはこの言葉通り、自分自身の文化を創り出していた。


　　『　人間らしくしているか？

　　　　人生に意味を与える道は、

　　　　 人を愛すること

　　　　自分の周囲の社会のために尽くすこと

　　　　自分に目的と意味を与えてくれるものを造り出すこと

　　　　欲しいものと必要なものをごっちゃにしない。

　　　　心を広く持って初めて、どんな人とも対等に付き合う事ができる。


　　　何を価値ありとみなすか。
　
　　　　これは 自分で選ばないといけない。

　　　　人生は対立物の引っ張り合い。

　　　　どちらが勝つか？

　　　　　 そりゃ愛さ。愛はいつも勝つ。 　』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～モリー先生との火曜日　より
　　

　　　自分の胸に問いかけてみて下さい。

天地人

　

　　　　　天の時

　　　　　地の利

　　　　　人の和　

　　　　　この三つが合わさった時、

　　　　　争いは起きなくなる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　上杉謙信


　　　　　　やはり　天地人　ですよね。

五常と八犬伝

ＮＨＫの人形劇『南総里見八犬伝』を覚えていますか？

私が（確か）小学校低学年の頃に放送されていたと思います。

数年前にはタッキー主演でドラマ化されましたね。


　南総里見八犬伝は、南房総を舞台に活躍していた戦国武将　里見氏をモデルとし

　勧善懲悪　因果応報をテーマに曲亭馬琴が創作した一大フィクションです。


長くて　少し難しく　

戦いを見ているのも嫌だったので　すぐに飽きてしまい

殆ど見ていないのですが、

テーマソングの中で歌われる言葉

『　仁　義　礼　智　忠　信　孝　悌　』

に意味も分からず魅かれていました。

今でも　『　仁　義　礼　智　忠　信　孝　悌　～』

と歌うと　何だかワクワクします。

霊玉が欲しかったなぁ。



ちなみに　八文字の意味は、

　仁 ： 慈しみの心、情けや思いやり

　義 ： 人として行うべき正しい道、道理にかなっている事

　礼 ： 敬意、感謝の気持ち

　智 ： 知恵や賢さ

　忠 ： 真心を尽くして忠実な事

　信 ： 誠、偽りがない事

　孝 ： 父母を大切にする

　悌 ： 年長者などに仕えて従順な事


江戸時代にこの様に精神性の高い小説を書いた作家が存在したのですね。

また、この小説が庶民の間で大いに読まれていたというのも凄いことです。


儒教の教え五常は　『仁義礼智信』の５つです。