一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

軽率の代償

2024-02-07 16:39:27 | プライベート
今年の北海道冬まつりは3連休があり、私はその3日間を旅程に充てたため、チケットの入手が困難になった。復路の飛行機は確保したが、行きがままならない。
そこで、時間的には甚だ不本意だが、北海道までは鉄道で行くことにした。
私は最寄り駅のみどりの窓口で、該当するチケットを買う。ところがANAカードで支払おうとすると、「限度額超過で使えません」の表示が出た。
私はアオくなりながらも、ヨドバシカードで払った。こちらは使えたから、ANAカードに問題がある。実はそれに心当たりがあった。
1月31日朝、いつも見ているテレビ朝日の番組のクイズで、ポイントが規定点をクリアしたので、スマホから応募することにした。
ところがその過程で、メールアドレスやクレジットカードの番号を記入する選択肢が出て、私はそのまま記入した。
ところが画面は英語ばかりになり、すこぶる怪しい。しかも最後に、「毎月7,490円かかります」という日本語の表示が出て、私は慌てて画面を替えた。そのとき書いた番号がANAカードのそれだったというわけだ。
念のためテレビ朝日に問い合わせたが、「当社ではクレジットカード番号を請求することはございません」と、きっぱりと回答があった。その後、スマホのメールに案内が来なかったから、私は自分に大丈夫だと言い聞かせた。
しかし現実はもっと深刻だったわけだ。私はカード会社に連絡をする。すったもんだしてやっと繋がり、かくかくしかじかと要件を話す。
すると担当者は、外国から不審な請求があり、支払いをストップしていたと言った。そして、その旨のメールを送ったという。
私はスマホを毎日チェックしていたが、それらしきものはなかった。そこでPCを開くと、ここに何通も問い合わせのメールが来ていた。こっちに来ていたか! ふだんPCのメールはチェックしていないので、まったく気づかなかった。
メール内容は、1月31日に30,000円の請求があったが、心当たりがあれば「はい」、なければ「いいえ」をクリックしてください、というものだった。「いいえ」をクリックすれば、現行のカードは使用不能、交換となる。
私は混乱しながらも「いいえ」を押す。ところが全然「・」が付かない。見たところこれは文章が文字情報ではなく、画像のようだった。私はいよいよ血圧が上がり、とりあえず電話を切り、「いいえ」を押すことに専念した。
しかしやはりダメで、私はカード会社に再連絡。結果、折り返し電話をいただくことになり、固定電話に連絡が来た。
担当者いわく、1月31日の07時50分、外国から7,490円の請求があり、カード会社が停止したという。
私はカード会社に平謝りしつつ、冷静な対応に感謝した。この前もテレビで芸能人が、「カード番号を記入することになったときは、警戒して絶対に書かない」と語っていたが、賢明である。私はバカで危機感がないから、大事な大事なカード番号をホイホイ記入してしまった。テレビ朝日関連のサイトと錯覚していたとはいえあまりにも軽率だった。
ああ、そしてまた私のANAカードは交換である。紛失や紛失未遂も入れて、何回このカードは交換しているのか。しかも今回もまた、旅行を挟んでいる。今回のチケット購入でもANAマイルはたまらず、面倒なことも多い。自業自得とはいえ、気が滅入る。
いまは、外国の業者から私のメールに連絡が来ることが恐ろしい。軽率の代償は高かった。
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