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夫婦二人

2019-11-16 20:39:44 | 日記(~2023年)
30歳で結婚し、いろいろ頑張ってきたが、子供は授からず、精神的にも、金銭的にも、体力的にも限界がきて、不妊治療をやめて5年が経った。
養子縁組も考えた時期があったが、私の体力と金銭的な問題があり、さらに覚悟をを持つことができず諦めた。

不妊治療中は子供をみると泣きそうになってた。
今は泣きそうになることはなくなったが、子供をみるとやっぱり可愛いなぁと思うし、産みたかったし、育てたかったなぁと思う。

子供がいないことは必然的に孫もいないことになり、歳をとっても子供や孫の話をすることはできず、聞くことのみになります。
私の状況(不妊治療を頑張ったが子供を授かれなかったこと)を知りながら、子供や孫の自慢話ばかりする人に対して殺意さえ感じたこともありました。

仕事場ではママさんがたくさんいて、子供の話をしているし、妊婦さんや産休中の人もいる。
不妊治療を諦めて間がないころは、なかなかその輪に入ることはできなかった。
今では、子供の話を聞いても、「そうなんだ~」と相槌できるようになっている。
その話を聞きながらも、子育てしたかったなぁという気持ちが湧いてきます。
子育ては楽しいことばかりではないけど、子供を育て、一緒に過ごす時間を味わいたかったという気持ちはおそらく一生消えないのだと思いました。

不妊治療をして授かる人もいれば、どんなに頑張っても授かれない人もいます。
どちらかに原因があっても、誰が悪いわけでもなく、その夫婦にとってそういう運命なのかもしれません。

今となっては、悩んだことも、泣いたことも、辛かったことも、痛かったことも、私の人生の一部であり、私の人生に深みを与えてくれた出来事だったと思えるようになりました。

子宮を摘出した後は、好きな時に温泉に行くことができ、ドライブと温泉と外食を週1ペースで楽しんでおります。更年期突入したこともあってか、体重も増えてしまい見事におばさん体系になってしまいました。

これからの人生、死ぬときに後悔しないよう、与えられた環境のなかで精一杯生きてみたいと思います。