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思うところ…

2015-10-17 23:20:21 | 日記(~2023年)
最近、つくづく思うことがある。

「いい形で不妊治療を終えることができて良かった」

働きだしてから特にそう思うようになりました。

41歳で10年以上のブランクを経て社会復帰しましたが、想像以上に大変です。
このブランク間の医学の進歩はすさまじく、免許をもっていても素人同然
記憶力が落ち、ルーチンの仕事を覚えるのに必死で、薬や疾患のことを勉強するのも一苦労
メモをとるけど、理解するまで時間がかかり、私より10歳以上若い子達に何度も教えを乞い、呆れられている(だろう)…
自分の覚えの悪さを情けなく思い、悔しくて涙がでそうになる時がある
最近は帰宅が7時を過ぎることがほとんどで、家事も手抜きになっている

以前にも書きましたが、職場の独身以外の女性は現在5人います(私を除き)
産休が2人、育休が1人、そして第二子を目指している2人
子供を育てながら働く女性を間近で見て、その大変さを実感
急に子供が病気になって休むことがよくあり、仕方のない事は重々承知ですが、人員的に余裕がない職場での急な休みは他の人に迷惑がかかります。

また、職種は違いますが、59歳、61歳でフルタイムで働いている女性(どちらもお子さんがまだ学生)の話を聞いていると、本当に大変だと思いました。特に体力的に…

もし41歳で子供を授かったとして、その子供が大学を卒業する時(順調に進学したと仮定して)主人は66歳、私は64歳

主人のお給料だけで生活ができて、子供を大学にまで行かせることができるのなら、そこまで大変ではないかもしれない。でも、66歳といえば定年となり年金生活が始まる
たとえ、働いたとしても、現役時代のお給料はもらえない。
やはり私もパート等で稼がなければ、生活ができない。

それに62歳まで健康で働ける保障は何一つない
両親、義父は他界しており、義母は自分のことで精一杯
頼る人もおらず、40歳を過ぎた社会経験が乏しい女性が家事・子育てをしながら働くことは並大抵ではない。
もし、子供を授かっていたら、それはそれで必死に頑張っていたと思いますが、
ただでさえ今、更年期っぽい症状が出始めており、精神的にかなり辛い状況になること必至

今はこれで(不妊治療を諦めて)良かったと思える。
こうなる運命だったのかもしれない。

自分なりに精一杯悩み、決断し、頑張ったことが、たとえ報われなくても、いつかそれを受け入れられる時がくるのだと思った。