厚生労働省の中央最低賃金審議会が「過去最高の引き上げ額」と全国最低賃金を「平均1054円に」との報道。
しかし、全労連が指摘するように「これでは最低水準の生活さえ維持できない」一刻も早く全国一律1500円以上への引き上げを求めている。
先進国の中でも最低水準の日本の最低賃金額。他の国々はすでに2000円水準に。
時給1054円で週40時間、フルタイムで働いて月額17万円そこそこ。これでまともな生活ができるわけがない。審議会のメンバーはこの賃金で生活してみたらいい。
すでに労働者の実に4割が非正規雇用に。つまり、最低賃金の水準での労働を日々、強いられていることに。日本経済の大半を占める国民の消費力、購買力の向上はままならず、日本経済は浮上できないまま推移している。
成長が止まった国に。こんな政治を変えることこそ、今求められている。
新潟と群馬両県にまたがる谷川岳。標高はそれほどでもないが、豪雪地他の山。