こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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最低賃金1054円? 過去最高の引き上げ額と言うが

2024年07月25日 | 日記

 厚生労働省の中央最低賃金審議会が「過去最高の引き上げ額」と全国最低賃金を「平均1054円に」との報道。

 しかし、全労連が指摘するように「これでは最低水準の生活さえ維持できない」一刻も早く全国一律1500円以上への引き上げを求めている。

 先進国の中でも最低水準の日本の最低賃金額。他の国々はすでに2000円水準に。

 時給1054円で週40時間、フルタイムで働いて月額17万円そこそこ。これでまともな生活ができるわけがない。審議会のメンバーはこの賃金で生活してみたらいい。

 すでに労働者の実に4割が非正規雇用に。つまり、最低賃金の水準での労働を日々、強いられていることに。日本経済の大半を占める国民の消費力、購買力の向上はままならず、日本経済は浮上できないまま推移している。

 成長が止まった国に。こんな政治を変えることこそ、今求められている。

新潟と群馬両県にまたがる谷川岳。標高はそれほどでもないが、豪雪地他の山。


ハリス氏とトランプ氏 アメリカ大統領選挙  那須三本槍岳

2024年07月24日 | 日記

 アメリカ大統領選挙が今年11月に行われる。民主、共和の2大政党による間接選挙。国民の一票が直接当落を決めるのではなく、各州に割り振られた「選挙人」の過半数を獲得した候補が当選となる。国民はその選挙人を選ぶ州ごとの選挙で、直接投票することができる。やや複雑な制度。

 高齢を理由に民主党の現職大統領バイデン氏が選挙から離脱。代わって副大統領のハリス氏が民主党候補になるとのこと。

 このままではトランプ前大統領が復活するのでは、と世界が不安になっていたが、ハリス氏の登場で民主党に勢いが出てきた感じ。

 女性、59歳、インド出身の母とジャマイカ出身の父を持つなど若さと多様性を兼ね備えた候補者。トランプ氏の勢いを止めることができるか。

 アメリカ大統領は、良くも悪くも日本をはじめ世界の政治に大きな影響力を及ぼすことは間違いない。嘘を平然と言い放ち、分断を煽るトランプ氏は個人的には御免こうむりたい。政治家の前に人間性が信じられない。

 那須三本槍岳。那須連山の最高峰。標高1917m。那須連山の最北に位置し、通常の登山客、観光客などが登るのは茶臼岳。峰の茶屋から茶臼岳方面とは反対の朝日岳方面への道をたどる。山頂は穏やかだが、往路の時間はなかなか。山頂から大峠を経て三斗小屋温泉に至る道は山好きの人のコース。


最低賃金 時給全国一律1500円以上を

2024年07月23日 | 日記

 厚生労働省の諮問機関である中央最低賃金審議会が開かれ、今年度の最低賃金の引き上げ額を検討している。

 昨年度はやっと全国平均で1000円を超えた。それでも、一日8時間、週40時間フルタイムで働いても月収は17万4000円。年収209万円。

 これでは生活していけない。先進国の中でも異常に低い金額。しかも都道府県ごとに細かく決められている。こんな国は世界のどこにもない。

 一刻も早く時給どこでも一律1500円を。そして、さらに2000円を目指すべき。最低賃金引き上げを論ずると必ず出てくるのが「高く引き上げたら中小企業はやっていけない」という論。日本共産党は国の中小企業支援を大幅に増やすこと、その財源には大企業がため込んだ内部留保金に課税することを提案している。

 労働者自ら、自らの賃上げに声を上げ、行動し、賃上げを実現すること。行動してこそ要求は実現へ。

 


「極右の台頭の背景に新自由主義が」フランスの経済学者の評論

2024年07月22日 | 日記

 今朝の赤旗日刊紙の記事。「なるほど」と納得。フランス経済学者のフランス国民議会選挙の結果についての論評。

 フランスではこの40年間、新自由主義が社会を席巻。その結果。会社は階級闘争の場でなく、利益を得るために「成長・発展」の場となり、その競争の過程において、中産階級を中心に、自分たちの没落の危機を移民のせいに転嫁。

 「何を言っても自由」という風潮とともに移民排斥、ヘイトスピーチ、差別を公然と主張する社会へ。そうした風潮に抗して「左翼は地域に根差した活動を」と呼びかける。

 極右の台頭はヨーロッパ各国で起きている。日本では小泉政権の新自由主義路線以来、安倍政権へと受け継がれ、極右政権が誕生。以来、今日の岸田政権も政策的には極右政権と言える。

 極右政権から立憲主義に基づく当たり前の日本を取り戻す闘いを今こそ。

八潮駅前での定例早朝駅頭宣伝。


故矢澤江美子議員の送る会

2024年07月21日 | 日記

 八潮市議会議員の矢澤江美子氏が亡くなった。7月18日。享年77歳。

 本日、お別れ会があり出席。遺影、ご遺体に焼香。喪主で故人の夫、子どもたちにお悔やみの言葉を交わす。

 故人とは同じ小学校区に住む隣人で、大瀬古新田地域の区画整理事業が計画された時の市の説明会で喪主である故人の夫と知り合い、「区画整理を考える会」を立ち上げ、毎月、故人宅で会合を開いていた。かれこれ、40年以上の付き合いになる。 

 議場では私の隣。この間、杖を突き、車椅子での出席。3月の議会では議案についてあれこれと言葉を交わし合った。会派は異なるが、今の政治を変えようとする点では一致することが多く、協力し合う関係であった。

 闘病生活を送っていて、6月定例市議会は全日程欠席していたが、9月の議会には戻ってくるものと思っていた。まだ早すぎる訃報に驚く。ご冥福をお祈りし合掌。

連日の猛暑。地球沸騰の時代に突入とか。人間の活動が地球環境に与える負の連鎖。このままでは人類の生存にも危機が。故矢澤江美子議員もたびたび、環境問題を取り上げていた。