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教員5897人 精神疾患で休職 過去最多 公教育が壊れる

2022年12月29日 | 日記
 文科省の調査で、2021年度に精神疾患により休職した公立の小中高、
特別支援学校の教員が過去最多の5897人に、との報道。
 私が現職のころにも心と体を壊す仲間がいて、組合にも相談が
度々あった。
 その要因の多くは安上がりで、徹底した管理教育に原因があると思う。
安倍晋三元首相の掲げた「教育改革」
教育の憲法ともいうべき教育基本法を改悪し、
管理統制が教育現場から自由な雰囲気を奪い、
職員会議での教員個々人の発言を封じ、
校長の命令一下、その指示に従う教育が徹底され、
批判や反対すれば、勤務評価で給与や昇給、昇進が差別される。
 そして、教職員不足。先進国で最低の教員配置、教育予算。
休み時間もなく、連続勤務が子どもが帰るまで続く現場。
真面目な先生ほど心と体が壊されていく。
 超ブラック職場の学校を希望する教員が減り続けているのも当たり前。
入学式に担任がいない事態もあるという。信じられない事態が。
 文科省の担当者は「特効薬はないが、できる対策を進めたい」とのこと。
とぼけたことを言わないで。教員を2倍に増やし、一クラスの子どもの人数を
今の半分にすること。そして、国家主義的管理統制をやめ、
教職員集団と個々の教員の自由な発想と創意を生かした教育の保障を。
これが特効薬。
このままでは、日本の公教育は自民公明政権の下で崩壊するのでは。

富士のシルエットが美しい。八潮市大瀬からの富士。



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