こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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  誰もが穏やかに暮らせる社会を

映画「メイドイン バングラディッシュ」岩波ホール

2022年05月02日 | 日記
岩波ホールで映画を観てきた。
「メイドイン バングラディッシュ」
監督はバングラデシュの若き女性監督ルバイヤット・ホセイン。
世界の縫製工場と言われるバングラディッシュ。そこで働く若い女性たち。
低賃金、長時間労働、劣悪な労働環境の下、労働組合結成へと動き出す一人の女性。
組合結成への攻撃、夫の反対、分断攻撃といつの世も同じ。実話に基づく映画。
それを乗り越えていく主人公。最後は希望のあるラストシーン。
闘わなければ当たり前の暮らしも賃金も手に入れることができない。
今の日本でも同じ。


5月1日メーデー挨拶 草加八潮地域メーデー集会

2022年05月02日 | 日記
昨日、第93回草加八潮メーデー集会で挨拶を行いました。その全文です。

 参加者のみなさん 日本共産党草加、八潮市議団を代表してお祝いと連帯の挨拶を送ります。
私は日本共産党八潮市議会議員の池谷正です。
 本日は日本共産党草加市議の大里陽子、八潮市議の鹿野泰司、小宮弘子も出席しています。
 
今日の第93回のメーデーは戦争か平和か、激動の情勢の最中に開催されています。言うまでもなくロシアによるウクライナ侵略戦争が世界中を驚かせています。多くのウクライナ市民、女性や子どもたちが犠牲になり、今なお、ロシアの攻撃は続いています。

 国連憲章に反するロシアの暴挙は絶対に許すわけにはいきません。
国連憲章は次のように述べています「すべての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によって国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決しなければならない。」
「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するもの、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなるものも慎まなければならない」と。

みなさんもご存知の私たちの日本国憲法第九条は「日本国民は、正義と秩序鵜を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と明記されています。

国連憲章と日本国憲法九条は同じ精神に立っています。数千万人規模の犠牲者を出した2度にわたる世界大戦を人類は経験し、その痛苦の反省の上に、国際連合が結成され、現在193の加盟国がこの国際連合憲章を認めて国連に加盟しているのです。
 
「国連憲章違反、国際人道法違反のロシアは戦争を直ちに止めよ」この一点で世界の世論を大きく広げ、ロシアを包囲していきましょう。

今日はメーデー、最低賃金時給1500円を! 非正規雇用ではなく、正規雇用の実現を! 大企業がため込んだ内部留保400兆円への課税を! 8時間働けば当たり前に暮らせる賃金と労働時間実現へ力を合わせましょう。

第1回のメーデーは1920年(大正9年)上野公園で1万人が集まって開かれました。労働運動
の高まりの中で、その2年後、1922年(大正11年)日本共産党はつくられました。

メーデーは戦争によって中断、日本共産党は、非合法、共産党を名乗るだけで逮捕拘禁、拷問が待っていました。それでも戦前の暗黒時代から、主権在民、戦争反対、自由と民主主義のために命をかけて闘い続けてきました。
今年、党をつくって100年を迎えます。
ご一緒に、働くものが主人公となる社会実現へと力を合わせましょう。
ありがとうございました。

5月1日草加八潮地域メーデー集会参加者。新日本婦人の会のみなさん。