こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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削るなら政党助成金でしょ 国会議員の数や歳費よりも

2020年04月14日 | 日記
「国会議員の歳費削減」「歳費返上」がネット上で賑わっている。
コロナ感染で国民が困っているのに・・・と言う理由で。
「国会議員の数ももっと減らせ」とも。
しかし、最も多額な税金の無駄遣いは政党助成金では。
今年も317億円余が日本共産党を除く各政党に。
衆参国会議員713人全員の歳費をゼロにしても155億8000万円ほど。
政党助成金の317億円の半分程度。政党助成金をゼロにする方がよっぽどまし。
 ちなみに、日本の国会議員の数は人口比で見れば多いどころか最低クラス。
OECD(経済協力開発機構)参加国34ヶ国中、国民10万人あたりの国会議員数は
日本は0.57人で33位。多いどころかもっと増やすことが必要。
 同じうようなことが自治体職員などの公務員削減の嵐でも。
かつて、そして今も「公務員を減らせ」と政府の宣伝に乗せられて減らした結果、
市役所の現場はどうなっているか。
 今回のような大変な事態に直面して、自治体の職員が
殺到する市民の問い合わせやコロナ対策の対応に忙殺されている。
むやみやたらと「議員や公務員削減」を主張することは
同時に私たち市民や国民の首を絞めることにもなることにも留意を。

松伏町の中川土手から臨む秩父武甲山の山容。秩父困民党一揆の地でもある。
 


俳句「忍び寄る ウイルスの影 八重葎」

2020年04月14日 | 短歌 俳句 川柳
 緊急事態宣言一週間。感染は止まらない。
盛んに自粛要請を言うが、働かなければ明日の生活に困る人たちはそうはいかない。
「すべての国民に一人10万円支給」を条件を付けずにやれば自粛は今より進む。
今年度予算を3月に国会で成立させたとき、日本共産党は
「コロナ対策費用が1円も入っていない予算」
「予算案を組み直し、大幅なコロナ対策予算を」と主張。
あの時、小池晃書記局長の言うようにコロナ対策予算を組み入れて
今年度予算を成立させていればすぐにでも執行できたのに。
 これから補正予算を組んで連休明けに成立。支給は5月末。このお粗末ぶり。
しかも1世帯30万円支給も条件が厳しく、ほとんどの人には届かないとも。

住宅の空き地に群生している八重葎(ヤエムグラ)小倉百人一首に
「八重葎 茂れる宿のさびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」(恵慶法師) 
と詠まれている。
私も一句「忍び寄る ウイルスの影 八重葎」(暁)