再びの認知機能検査

電車に乗り込んだ途端、乗客スマホのＪアラートが一斉にけたたましく鳴った。
認知機能検査のため県の試験場に呼び出された８月３０日の出来事。
いつも朝早くに電車に乗ることもないのに、よりによって大型台風１０号が九州に上陸したその日に検査だった。

昨年に免許更新時の認知機能検査をしたばかりなのに、７５歳以上の交通違反者には罰則で臨時に認知機能検査するという。
こんどは地元教習所ではなく、県の運転免許センターで実施すると、日時を決められて出頭。
ブログに検査要領をまとめていたので、それを読み直して勉強し直す羽目になった。
　　


つまらない一時停止違反のために罰金を払わされたうえに、再検査とはわずらわしい。
当方の不注意による違反なので文句はいえないものの、意識づけというか　厭がらせ。
検査を受ける動機が薄いので、アタマが作動せず、記憶に実が入らない。
認知機能検査の出題パターンは４通り１６×４の絵を記憶するのに、混同し合ってなかなかに覚えられない。

仕方なく４通りの冒頭４絵を記憶することにした。
５点✖４＝２０点にサービス問題の日時を書けば２０点加点で、合計４０点となり、合格ライン３６点を上回る。

当日の説明では、結果が悪くても免停などになることはないので、気楽に検査くださいという。やはり、嫌がらせそのもの。
合格に伴い、３カ月間有効のため、それを経過した後の違反者にはまたまた認知機能検査するとのこと。(検査代１０５０円)
また、免許更新期を３カ月以内に控えた者は、本合格証で検査を免除されるということだった。

それにしても、年寄りにやさしくない時代になったものだ。
もっとも、ブレーキとアクセルを踏み間違えたり逆走する年寄りがいるためのしわ寄せであり、事故を起こす前に交通違反しないに越したことはない。

検査を終え平穏を取り戻すと、検査を受けなけばならないという不安が生活を乱すのを思い知った。
いまは、前のようにのほほんと・・・・・暮らしている。ありがたいことだ。