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土俵

2021年05月20日 | 雑感
いま、両国国技館で大相撲夏場所中。

力士が土俵上で仕切りの都度、塩をまいている。大量にまかれた土俵はさぞや塩辛いだろうけど、場所後はどうするのかが気になった。
捨ててはもったいないので、再利用するのではないだろうか・・・❔

相撲で使われている塩には「清めの塩」「力塩」などの呼び名があり、土俵が五穀豊穣を占う場であるという考えから、神聖な場所として扱われ、土俵上の邪気を払い、清め、鎮めるために、塩がまかれるようになったと言われている。この塩は力士が取組中に万が一擦り傷を負った場合の消毒になるという意味も込められている。
お相撲さんみんなが撒くと思っていたが、十両から上の階級でなければ塩を撒くことはできない。「まく下」なのに「幕下」は撒けない。

「清めの塩」は、1日45kg、15日間で約675kgほど使われている。
 当然、場所後には塩分混じりの砂が土俵に残る事になる。

土俵の塩の混ざった土は、「産業廃棄物」にあたるので「産業廃棄物処理事業者」にその処分を委託しているとのこと。なんと味気ない・・・否、塩辛い
塩田のように塩を再生しているわけではなかった。もったいない・・・。

撒いたばかりの塩は勝負に影響が出るようで、塩を沢山撒くことで有名な旭日松という力士が、自分の撒いた塩に滑って負けるという失態を犯したことがある。
呼出しが箒で土俵の上を掃いて、砂と塩を平らにしている。

なお、土俵の土は、粘り気があるという埼玉県川越市産の「荒木田土」を使うという。トラック5台で約60トンもある。


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4 コメント

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土俵の塩 (らいちゃん)
2021-05-20 09:19:31
一場所で675㎏の塩が撒かれているのでしたか。
嘗て、水戸泉(現錦戸親方)という力士が塩を大量に撒いて人気を博していましたが、旭日松という力士は私の記憶にありません。
しかし、自分の撒いた塩に滑って負けたということは、水戸泉以上かもしれません。



失態を犯し
(らいちゃん) へ (iina)
2021-05-20 09:44:49
蛇は遠くに行かぬものだそうですから、逃げた横浜のアミメニシキヘビは盗難にあったのではと取り沙汰されているそうです。

大蛇が人を飲んだのを何かの番組で見たことがありますが、富山時代に田圃でカエルを飲み込んでいるのを家族と見ました。

くねくねしたは苦手です。

(すもぶろ) さん へ (iina)
2021-05-21 17:02:19
夏場所11日目。照ノ富士×妙義龍で、照ノ富士の手が妙義龍の髷にかかっていたという物言いの末、照ノ富士の「反則負け」

> もし審判長が伊勢ヶ濱親方じゃなかったら、照ノ富士の勝ちになっていたのではないでしょうか。
> 師匠だからこそ、弟子に甘いと思われたくないという意識が働いたのではないかと思います。
勝負の流れは照ノ富士が勝ってましたから、手が相手の髷にかかっていたに過ぎないので、これで反則にするのはどうかなと思いました。

ルールだからといわれれば左様なのでしょうが、スッキリしない判定でした。似たようなケースで判定が分れるのは如何なものかと舞の海が話してました。
もっと議論を詰めていて欲しいです。

   (すもぶろ)さんのブログアドレスをコメント上に置きました。
(指田文夫) さん へ (iina)
2021-05-22 10:14:37
『土俵物語』という映画があったのでしたか。
おすもうさんの映画は、そんなに創られてませんね ❔
時代劇の「一本刀土俵入り」を想い出す程度です。

そういえば、見てませんが映画「シコふんじゃった。」主演:本木雅弘がありました。

    (指田文夫)さんのブログアドレスをコメント上に置きました。

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