日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

フードロスと水

2018-03-08 | 読書
先月「フードロスはなぜ生まれるのか〜現状と解決法」の講演会に行って来た。
女性グループと診断士の会の共済で、講師は栄養学博士の井出留美さん
会場は田町の「リーブラホール」
再開発中で薄暗い周囲に建つ港区の施設



井出氏は食品メーカー勤務の後、日本初の「フードバンク」広報を担当し
現在は大学の講師、消費者生活アドバイザー、食品ロス問題の専門家である。

画像を使いながら手際よく説明され、
時には参加者のアンケートを募ったりされた。

まだ食べられる食品のロスは、家庭のロスを筆頭に
スーパー、デパート、製造現場などに多くあり
中でも驚いたのは、消費者の不満を無くすべく、
早めの賞味期限や賞味期限前の廃棄など
販売側の強権がロスを生んでいる事だった。


(幻灯舎新書10周年記念で、カバーが2枚被さっていた)

氏の著書を予約して買ってきた
「賞味期限のウソ」ー食品ロスはなぜ生まれるのかー

食品ロスを問いかける一つに、世界的な食料危機と
捨てられた食品を処理する膨大な費用、
食品を作るのに必要な水の世界的不足など
(ハンバーガー1個に使う水はなんと・浴槽15杯分!
 パンの小麦粉、レタスやトマトの栽培、牛肉などを作る総量)

農水省「バーチャルウオーター量自動計算」サイトがあり、簡単に計算出来る。
ちなみに私の朝食は、パンに牛乳サラダに卵など入力すると
682.44ℓ!
朝食だけで、お風呂に3回も入れちゃう!
(お風呂は毎日はお湯を変えませんが)

ビックリな講演と著書でした。

試して下さい
農水省「バーチャルウオーター量自動計算」サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする